特定の相手から嫌われているけど、その理由が分からない時に「なんとなく」行動して挽回を試みるのはかなり危険です。
人の嫌悪感というのは好意よりもはるかに根強く、少し立ち回りを間違っただけで一生絶縁なんてこともあり得るからです。
特に相手が女性なら感情の揺れ動きに敏感なので慎重にいくべきでしょう。

その点は問題ありません。
なぜなら、背景はなんであれ最終的にこちら行うアクションは概ね共通して誰にでもできることだからです。
女性慣れしている方が有利とか、高度な会話術が必要とか、そんなことはないのでぜひ安心してください。
そんなわけで今回は【相手に嫌われている理由がわからない時の原因と対処法】についてあれこれ解説していきます。
▼この記事はこんな方におすすめ
友達や好きな人に嫌われているみたいだけど理由が分からない
嫌われている理由が知りたい。あわよくば関係を改善したい
Contents
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【嫌われる理由が分からない】気づかず印象を悪くする人の行動・特徴一覧
まずは気づかないうちに相手の印象を悪くしがちな行動や性格、特徴を見ていきましょう。
普段の行動を思い返していただき、以下に該当する行動があるか確認してみてください。
- 他人の不幸を喜ぶ
- 他人の頑張りに上からな物言い
- 常に主観で発言する
- とりあえず言い訳が多い
- 謙遜しすぎる
- 物事を断言できない
- 優しすぎる(気を遣いすぎる)
- 嫌われないように意識しすぎる
中でも悪意なくやっていると特にマズいのは「他人の不幸を喜ぶ」「他人の頑張りに上からの物言い」です。
心に思うまではいいです。
僕もすごくイライラしている時とかはよくありますし。
でも言葉や態度に出すのは(たまにならまだしも)極力避けましょう。
他人の悪口を聞いた側は「この人は自分が何かしたら知らないところで悪く言ってそう」と思われてしまいます。
あとは「物事を断言できない」「優しすぎる(気を遣いすぎる)」の2つも優柔不断や頼りない印象を与えるので、男性だと嫌われる原因になりえます。
かといって「嫌われないように意識しすぎる」とその意識が言動に出てしまい、相手に気づかれやすいのでこれもNGです。
日頃から嫌われないよう意識することは大事ですが、度が過ぎるのも相手に気を遣わせすぎるのでよくありません。
嫌われる理由が分からない時、相手に嫌われているかの判別要因
嫌われる理由がどうしても分からない時、相手に嫌われているか否かの判断材料を2つほど紹介します。
- 全く笑顔がない
- 周りの人と自分で態度が明らかに違う(自分に対して常にネガティブ)
1つずつ見ていきましょう。
嫌われ判断材料1
まともな笑顔がない(あっても苦笑いや愛想笑程度)
典型的で分かりやすいのは自分に対して全く素の笑顔がない状況です。
苦笑いや愛想笑い程度しかされない等ですね。
人は何も意識していなければ好奇心や興味をそそられた時は無意識で多少なり笑顔が出るものです。
歩くのと一緒で意図的に抑制する意味も必要もありませんからね。
でもそれがないということは間違いなく意図的に笑顔を出さないようにしていることになります。
人が笑顔を出さないよう気張るシーンってそうそうありません。
せいぜい就職面接か、結婚に際して嫁さんの実家にお邪魔する時くらいでしょう。
笑顔を見せてくれない状況はそれだけ嫌悪感が強いとみて間違いないです。
嫌われ判断材料2
周りの人と自分で態度が明らかに違う(自分に対しては常にネガティブ)
周りと自分それぞれへの対象者の接し方を分析し、自分への態度が常にネガティブ(真顔で怒る、無表情など)状態なら嫌われていると見てまず間違いないでしょう。
一度でも人が真顔で攻撃的な態度をすると相手を完全に怒らせたり嫌われたりする可能性がありますよね。
相手からしても関係を繋げておきたいなら、普通そんな状況になりうる行為は絶対にしません。
まして常にそういう態度をするなんて論外です。
ただ、1つ注意するべきは「好き避け」です。 ※好き避けとは、好意をバラしたくないがためにあえてキツく当たること。
好き避けの場合、好きでも嫌悪感を出してきますが本心では相手に好意を持っているという少々厄介な状況です。
これを見破るための手段としては好き避けらしき行動をされている際、相手にわずかでも笑顔があるかを見てみてください。
好き避けは本質的には照れ隠しや甘えたい意思の裏返しなので、必ずどこかのタイミングで笑顔が出るはずです。
加えて言葉遣い(雑で汚いか)や声のトーン(人はテンションが高い時、声が高くなります)にも注目してみてください。
これら単体だと断定が難しいですが、表情(笑顔)との組み合わせで見るとより確度は上がります。
細かく言えばもっとあるものの、キリがないので最も分かりやすい上記3点を指標にしましょう。
- 自分と周りへの態度が違うか否かをまず確認
- 次に笑顔や声のトーンで好き避けか否か調べる
これも嫌われているか否かの基準にしてみてください。
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「もしかして嫌われてる……?」そんな時にやるべきこと、やってはダメなこと
「これは、もしかしたら嫌われているかも……」と感じた時、相手にやっていい事とやってはダメな事を解説していきます。
これも大事なのでしっかり確認しておきましょう。
理由が分からず嫌われていると感じたお時にやるべき事
理由が分からず嫌われていると感じた時にやるべき事は以下の3点です。
- 他人を否定せず、素直な評価を
- 他人との会話で知ったかぶり、やったフリをしない(要は格好つけない)
- 明らかに非難される非常識なことをやらない
- 共通の友達がいれば心当たりを聞いてみる
総じて言える事は「常に素直で、ありまのままの自分でいよう」という小学校の教室に筆字で飾ってありそうな教訓ですが、結局答えはこういうシンプルな事なんです。
勘のいい方は気づいたかと思いますが、相手への直接的なアプローチが一切ありません。
なぜかというと、嫌われている時にやってはいけない最大のアクションがこれだからです。(理由は後ほどご説明します)
この段階では人として当たり前のことが当たり前にできればそれでOK。
心理テクニックを使って対象人物の気を引くような行為は一切不要です。※むしろ危険。
また、男性は遺伝子的に社会的立場を気にする本能が強いので、当人はもちろん第三者に対して無意識のマウンティングには気をつけたいところです。(自戒も込めて)
理由が分からず嫌われている時に絶対やってはダメなこと
理由が分からず嫌われている時に絶対やってはいけない事は以下2点です。
- 本人への積極的な接触
- 開き直りすぎた行動
ざっくり言うなら「動くな!我慢しろ!」「吹っ切れるな!」ですね。笑
相手に嫌われているかどうかって(相手の事が好きならなおさら)つい気になって確かめたくなっちゃうものです。
一番早いのは本人に直接確かめる事です。
ですがこれは絶対に避けましょう。
なぜかといえば自分と相手でそれぞれ以下の事情があるからです。
- 自分 → 理由を知るためにいろいろ探りを入れたい
- 相手 → (今は)二度と思い出したくないかもしれない
相手からすれば傷口に塩を塗り続けられるようなものです。
やればやるほど相手との溝が深まるだけで、しかも相手はますます心を閉ざしてしまい真実はまず間違いなく得られません。
ちなみに似たような状況としてLINEで既読無視されてモヤモヤしている時も同じで、追撃すればまず間違いなくブロックされます。
相手に致し方ない事情でもない限り、追いLINEをして関係が上手くいく(元に戻る)事は99%ないです。これは断言します。
LINEはいいとして、とにかくそんなわけで嫌われている理由を本人に聞くのは絶対にやめましょう。
あと1つ、嫌われている理由が分からないからといって開き直って周りに怒りをぶちまけるような行為もやめましょう。
自分の気持ちはスカッとしても後々を考えるとメリットは一切ないです。
怒りが冷めた頃に取り返しのつかない状況になっているかもしれません。
どうしても怒りやモヤモヤがある時はゲーセンでパンチングマシーン殴るとか、ヒトカラ(1人カラオケ)に行くなどしてなんとか個人で発散しましょう。
僕の経験からも断言できますが、嫌われている理由が分からない時は「第一に静観する」に尽きます。
相手への直接&間接攻撃は絶対絶対NGです。
そもそも嫌われないために心がけると良い行動とは
そもそも最初から嫌われるのを避けるために心がけると良い事を解説していきますね。
基本的にはひとつ前の章「嫌われたと感じた時にやるべき事」で紹介した4つ目(共通の友達がいれば心当たりを聞いてみる)以外をやればOKです。
結論、嫌われないためにやるべき事は「好かれるための言動」じゃなく「非常識な事をしない」ことなんです。
常識がある人が大嫌いな人なんて絶対にいないですからね。
そこから相手の株を上げたいなら、改めて相手にモテるアクションをすればいいだけなので^^
一般的なモテスキルなどは常識というベースがあって、その上に成り立つものです。
あと補足するとすれば自分の意思をブラさず素直に生きるようにしましょう。
例えば将来の目標や生き方などを他人の意見次第で簡単に曲げない、といった感じです。
恋愛感情を抱く相手に言われてしまうとついつい相手の意見に合わせてしまいがちですよね。
しかし、よほど非常識な意思でもない限り自分の意志は曲げなければ人間味があってモテます。そこは一貫していきましょう。
なんでも相手に合わせて意思ブレブレな人に
「なんでも他人の意見に合わせるなんて、なんて素敵な人なんだ!」
なんて思わないですよね。
主張が強すぎるとウザがられるものの、ある程度の意思表明や自己主張はやはり大事です。
その上で嫌われたらもうしょうがないです。
その人はどう頑張ってもあなたのことを好きにならない人なので、さっさと諦めて次にいきましょう。
何をやっても意思が通じ合わない人は必ずいますし、何より自分の時間を大切にする上で切り替えは大事です。
まとめると、
- 常識な行動(いつも素直で他人を否定しない)をする
- ブレない意思を持って主張するところはちゃんとする
- その上で嫌われるのは仕方ないので諦めて無理をしない
です。
僕自身もこの考えで行動して、変ないいかをすれば人間関係のフィルターをかけてきました。
難しいことは特にないと思うのでぜひ実践してみてくださいね。
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【まとめ】嫌われている理由が分からない時は落ち着いて自己&先々の行動分析をしよう
今回は嫌われている理由が分からない時の考え方や行動指針を解説してきました。
第一に、相手に嫌われていると確信できている時は
- 焦って行動しない
- 見切り発車で行動しない
- すぐの関係改善は100%無理なので、その方法を考えようとしない
の3点が最重要項目です。
大前提、これらを頭に叩き込んでくださいね。
その上でやるべきことは【常識あることを普通にこなす】と【(相手というよりその他の)他人に対して寛容になる】ことです。
そして、嫌われている状態に対する挽回目的で相手に直接的な接触することは確実に避けるようにしましょう。
嫌悪感という感情に対して人間はすごく敏感なためです。
しかも本人がやらかした事について本人がいくら挽回アピールをしても、相手にとって「なんだ、そうだったのか。じゃあ許そう」とは絶対になりません。
基本は第三者に「○○は猛省している」「もう許してもいいんじゃないか」という印象を与えて、最終的に当人に伝わるようにすることがベストで最短最速の挽回術です。
もちろん時間はかかります。
しかし、だからといって焦ってまたすべてを失うよりはマシですよね。
信頼というドミノを1つずつ立てていくつもりで地道にコツコツいきましょう。