デートで悩まされがちな事といえば、会話中の「沈黙」ですよね。
特に初デートなど、相手との関係が浅い時はなおさら絶対に避けたい。
デートで好印象を与えられるか否かを決める要素はいくつかありますが、会話中の沈黙の有無もそのひとつです。
なぜならコミュ力は相手の信頼度合いや安心感、そして好意に直結するからです。
いくらイケメン金持ちでもコミュ力がクソなら異性はまず間違いなく幻滅するか冷めます。

心配はいりません。
沈黙を回避するのに自身の華々しい経歴や面白ネタなどは一切不要なので安心して読み進めてください。
そんなわけで今回は【デート中の会話で沈黙に困らされない手法あれこれ】を具体的に解説していきます。
普段沈黙に対して不安や恐怖感が強い人はぜひ見てみてくださいね。
▼この記事はこんな方におすすめ
「沈黙したくない」気持ちが強すぎて会話が支離滅裂になる
沈黙させたくないけど目立つネタもトーク術も持ち合わせていない
Contents
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【そもそも】デート中に会話が沈黙するのはよくない事か
まずデート中に会話が沈黙することは悪い事なのか、という問題。
結論、全く問題ありません。
なぜなら自分や相手の会話スタンス、感情、環境などさまざまな要因によって沈黙は避けずらいものだからです。
じゃあ、コミュ力が高くて沈黙しづらい人はなぜかって話ですよね。
まず1つが【沈黙を遠ざける会話術を駆使している】こと。
これは言うまでもないですよね。
あとは人によっては【デートプランを練る時点で沈黙しないように準備している】場合もあります。
このあたりは後ほどの章で具体的に説明させていただきますね^^
あと人によっては沈黙を上手く利用して空気を維持す猛者なんかもいます。
モテる女性はデート中の沈黙のデザインがすごく上手いなと思う。会話が止まっても、相手から目を逸らさずに楽しそうにニコニコしていて、男性側も自然と笑って気まずい空気が一切流れない。
— 伊藤早紀@マッチアップ編集長 (@matchappsaki) August 16, 2020
例えば、男女が楽しく会話していて突如沈黙したとしましょう。
普通なら焦ってしまうところ、ここでもし神妙な顔をしつつ「……実はさ」と話し始めたらどうでしょう?
「え、なんか大事な話でもするのかな!?」って思いますよね。
こういうのなんかもまさに沈黙を上手く利用しているわけです。
少し話が飛躍しすぎましたが、沈黙は個性が違う人間であれば誰でも起こりうる事。
あなたや僕、コミュ力が以上に高い誰か、みんな同じです。
会話で沈黙が起きる=100%自分の会話力がないせいとかは決して思わないでください。
沈黙によって起こりうる最悪な状況って?
沈黙で起こりうる最悪な状況にはなにがあるでしょうか?
僕の経験談も踏まえると
- コミュ力が低くて面白くない人だと思われる
- (焦りようによっては)余裕がない人だと思われる
- 恋愛対象だったのに幻滅される
概ねこんなところでしょう。
3つ目の「恋愛対象だったのに幻滅される」はマッチングアプリだとよくあるパターンですね。
よほどお互いのことを話していない限り相手についての情報が少ない状態なので、会話で見聞きした情報のインパクトは大きくなりがちです。
人間はネガティブな情報による印象が頭に残りやすいのでなおさらでしょう。
ただ、先の挙げた状況は何度も沈黙状態に陥らない限りは起きないかと思うので過度な心配は不要でしょう。
広くまとめるなら、会話においては沈黙を繰り返す事で「男として(女として)の評価が下がる」と思っておいてください。
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会話沈黙時、相手は何を思う?
「やべー話止まった……」
こんな時、相手はどんなことを思っているのでしょうか?
あと、人と会話し続けると視線を合わせてるのが辛い。会話がとまる沈黙がつらい。気を遣いすぎている。とりあえず、あの場に何もしなくてもいていいという風に思えるところから始めよう。
— あろえ (@Aroe0831) August 29, 2010
んー。会話が生々しくて、おかしな沈黙があって、萎えるー。こっちが胃が痛いわ!(苦笑)
— くりゆみ (@kuriyumi) May 2, 2013
ほんまそれな!!!沈黙が一番だるい!!!質問用意してきたとかも気合入りすぎてキモいやつな!!!自然な会話でええのに!!(笑)
— ルオ (@leafleaf888) June 18, 2016
調べた限りでは、沈黙される側の感想で最も多かったのが「辛い」。
次いで「萎える」「だるい」といった感想が多めでした。
沈黙を引き起こす事で即「うわ〜この人ないわぁ……」となるわけではなくて、相手も辛さを感じているのでその点は救いですね。
とはいえやはり、ネガティブ寄りな印象を抱く人が圧倒的ではあるようです。
大事なデートで会話を沈黙させない5つのアクション
さあここからが本題、大事なデートにおいて会話を沈黙させない5つの立ち回りを解説していきます。
- お互いの歩んできた人生や現況をネタに利用する
- 今の状況や周辺環境をネタに利用する
- 自分がまず話してから相手にその話題を振る
- 相手が経験していそうなジャンルの質問をする
- 相手の返答に関連する質問を返す
ひとつずつ見ていきましょう。
会話を沈黙させないアクション1
お互いの歩んできた人生や現況を話題にする
お互いの人生についてや、最近あった出来事を話題にしてみましょう。
まず各々の経験なので話しやすいのはもちろん、内容に対して質問もしやすいんですよね。
何から何まで全く同じ人生を歩んできた人なんているわけないので、質問や感想のチャンスが山ほどあります。
ただこういうと「そんなん分かってるけど上手くいかんのや!」と思うかもしれません。
たしかに「休日は何してるんですか?」と聞いて「家で映画見たり、たまにYoutubeみたりですかね」
と言われたら「そうなんですね!」で終わりそうです。
仮に映画やYoutubeなら「何を見てるんですか?」と言えばひとまず繋がりますが、これだと「○○です」と言われたらそれで終わりです。
こういう時の会話展開方法については【抽象→具体】を意識してみましょう。
例えば先の例のように「休日は映画やYoutubeをみている」と答えられたらこちらは以下のように聞き返しましょう。
「どういう系の作品が好きなんですか?(見るんですか?)」
と、まずは"作品ジャンル"という広域な位置から攻めていきます。
そうすれば相手は概ね「○○系ですね!」と返してくるので、次は
- 「よく見る作品とかあるんですか?」
- 「それ系だと何が好きなんですか?」
- 「○○さんが見た中で特におすすめってなんですか?」
と切り込めます。
※噛み砕けばもっと深く解説できるんですが、この章だけでお腹いっぱいになってしまうのでまた別の機会に。
この場合、1ターンではありますが1つの話題を維持することが可能です。
たったこれだけって思うかもしれませんが、会話に慣れてくるとこの1回の間に次に聞くことや展開方法を考えられるようになります。
数秒〜数十秒の時間確保でもなかなか馬鹿にできませんよ。
もちろん抽象→具体は他の回答でも応用可能です。
「休みの日はほとんど外に出てますね!家にいるのが嫌なので」
→「アクティブですね!そういう女性って素敵です^^昔から今みたいにアクティブだったんですか?」※何をやって過ごすか?と尋ねるのを1ターン引っ張る
「景色見るのが好きで休みはよく散歩してますね」
→「散歩いいですよね!僕もよくいきます。基本外出る方が多いです?」※何をしているか?と聞くのを1ターン引っ張る
抽象→具体の流れに慣れると「あ、こういう言い回しもアリだな」と応用パターンがどんどん浮かぶようになります。
人生経験や現況についての話題はそれだけでもかなり使いやすいので【抽象→具体】をベースとしてさらに会話展開をイメージしてみてください。
沈黙対策にはかなり有効ですよ^^
会話を沈黙させないアクション2
周辺環境をネタに利用する
周辺の環境を会話のネタにするのも沈黙防止には有効な手段です。
目の前に広がる光景は2人が共通して理解できる事ですよね。
対象に対して共感したり異なる感想を述べたりと頭を使わずにキャッチボールできるので話題が止まりにくくなります。
しかも話題のネタ元は目の前に広がっているのでよほど無機質な場所にいない限り(笑)尽きる事はありません。
環境系で最もスタンダードかつ使いやすい話題といえば「天気」でしょう。
「もう春なのに最近めっちゃ寒いよね」
「昨日あんなに寒かったのに今日暑いよね〜!」
と、気候や気温だけですぐに話題を作れます。
とても楽だと思います。
ただ実際はこれだけだと会話が止まりやすいので、プラスαで次の話題に繋げましょう。
天気は話題を派生させやすいのが最大のメリットです。
- 「暑いのと寒いの(夏と冬)どっちが好き?」
- 「こういう日は○○行きたくなるよね!」
- 「そろそろ海のシーズンだよね!」
趣味、スポーツ、習慣など、とにかく他の話題に繋げやすく利便性が良い。
天気だけじゃなく、街頭ビジョンに流れているニュースなどから時事ネタに繋げるのもアリです。
もし見た目が面白い看板などあれば「これめっちゃおもろくない? 変わった店だなあ!」的な感じで話題にできますね。
最初から天気を話題にするのもいいですが、使いやすさを考えると最初は目についた建物や看板など物体をネタにするのがおすすめです。
で、どうしても見つからなかったら最終手段で天気を使うのが良いでしょう。
いずれにせよ環境系は万能要素なので上手く活用してみてくださいね^^
会話を沈黙させないアクション3
自分がまず話してから相手にその話題を振る
ある話題をまず自分が話し、その後同じ話題を相手に振りましょう。

と、こんな感じです。
これをやれば話題を振りつつ相手にも提供することができるため、相手が話題を探す必要はなくなります。
加えて相手の思考も基本YESorNOでよく、YESなら記憶の中から関連する事柄を探すだけで済みますしね。
地味な技ですが相手を楽させる観点からも有効なので使ってみてください^^
とはいえ、ただ無鉄砲に自分の好きな事を言うだけでは「知らない」「分からない」と一言で済まされて即終了がオチなのでそこは工夫しましょう。
シンプルに相手が詳しそうな話題を振るのがまずひとつ。
あとは最近のトレンドなど。
相手の仕事や趣味などを把握していればそれについての話題でもOK。
これなら詳しいかも、とか詳しそう、といったレベルでも構わないので「これ絶対知らないだろうな」って話題を振るのだけは避けましょう。
ちなみに「相手が詳しいけど自分は全く知らない話題」を振るなら、多少嘘をついても問題ありません。
例えば相手が美容系の仕事をしてるとして、あなたが美容系に興味がなくても知らないことは「興味があって勉強中」とすればOKです。

実は化粧水のくだりが嘘だとして、それ以降全く知らない事を言われたら
「最近興味持ってるんです!いろいろ教えてください!」
ってな感じで答えてみてください。
もちろん何回も同じパターンで聞き返すのはダメですが、これで少なくとも数ターンは会話が続きます。
多少深入りしましたが「まずは自分が1つ話題を話し、相手に振る」という本質は変わりません。
その上で、相手を最大限考慮して話しやすそうな(話を広げやすそうな)話題を振ってあげましょう。
会話を沈黙させないアクション4
相手が経験していそうな事について質問をする
相手がこれまで生きてきた中で経験していそうな事を質問してみましょう。
割と基本的な技ですが意外とできていない人が多いのがこの方法です。
言わずもがな、相手が経験している(可能性が高い)ことであれば返答に困る可能性も低いので^^
うまくいけば相手が会話を展開させてこちらに質問返しをしてくる可能性もあります。
そうなればラッキー。
とはいえ一言に「経験していそうな事」と言っても広すぎるので、
【誰もが必ず経験している事】
から入り、徐々に掘り下げて
- 男性ならでは、男性しかしない経験
- 女性ならでは、女性しかしない経験
といった感じで深堀りしつつ話題を探っていくといいでしょう。
※先ほどお伝えした抽象→具体ですね!
例えば小学校〜高校生活は基本大半の人が経験する事ですよね。
相手が女性だった場合。
学校で女子といえばクラス内で派閥や仲良しグループができがち。
なのでそういう話を聞いてみましょう。
もし女子校出身なら男性教師はチヤホヤされるのか、といった女子校あるあるなどが狙い目です。
恋愛事情なんかもいいですね。
相手が男性なら授業サボって遊んでたかとか、あまり人にいえないヤンチャ経験はあるかといった武勇伝系がいいでしょう。
もしどれに対しても「経験がない」と言われたら
「まじめに生活していて偉い!」
「ちゃんとした学校だったんですね!」
と、まじめさや規律の良さを評価すればOKです。
学生生活の思い出話は使い勝手も良くて便利ですよ^^
もちろん相手が社会人なら、就活や新卒入社時の苦労などに変換すればいいだけです。
学生〜社会人に至るまでの人生経験は誰であっても概ね違いはないはずなので、こういう部分を中心に相手の人生経験を掘り下げて話をすると良いでしょう。
会話を沈黙させないアクション5
相手の返答に関連する質問を返す(フォローアップ・クエスチョン)
相手の返答に関連する質問を返すようにしましょう。
例えば「医療関係のお仕事をしてます」と言われたら
「そうなんですね!直接患者さんと関わるんですか?」
といった感じです。
"相手の仕事"という枠の中でさらに深堀して質問していますね。
当サイトではおなじみ【フォローアップ・クエスチョン】です。※心理学の世界でそういいます。
フォローアップクエスチョンのメリットは
- ゼロから質問を考えなくていいので楽
- 相手にとって知識範囲内の話なので(よほど突飛な質問をしない限り)返答に迷わない
の2点。
質問自体も割と脊髄反射気味にできる上、相手も楽に回答できるという利便性の良さがあります。
沈黙を避ける上ではシンプルかつ有効な手段です。
ちなみに日常生活で間違いなく実践しているはずなので、改めて強く意識する必要もないはずです。
慣れてきたら相手の返答に「自分の意見を加えつつ質問を返すようにする」とより質問内容に深みが増します。


太字の部分にあるような感じです。
ただ相手に聞き返すよりトークの軽さが消えるのでおすすめですよ^^
フォローアップ・クエスチョンは相手の情報が1つ手に入ればそこから展開できるのが強みです。
見た目でもライフスタイルでも常に何かしら情報を仕入れる意識でいましょう。
ただひとつ、気を付ける点としては地雷を踏みそうな話題には意図的に踏み込まない事です。
分かりやすい話題では恋愛や結婚、年齢に関する話題ですね。
特に相手が女性で、かつ一般的な結婚適齢期(25〜30歳前後)ならセンシティブな可能性大。
相手から振られない限り、あまり積極的に掘り下げない方が良いでしょう。
ともあれ、フォローアップ・クエスチョンが沈黙回避に便利なことは変わりありません。
話題ジャンルと質問内容にだけやや注意しつつ有効活用してみてくださいね。
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デート中の会話を自然と盛り上げる3つのコツ
沈黙を避けつつ、かつデート中の会話を自然と盛り上げるコツを3つ紹介します。
- 苦手なこと等の短所は隠さず正直にさらけ出す
- リアクションは喜怒哀楽を込めて身振り手振りで
- 可能なら事前に相手の好みなどをリサーチしておく
ひとつずつ見ていきましょう。
デートの会話を盛り上げるコツ1
苦手なこと等の短所は隠さず正直にさらけ出す
苦手なこと、不得意なことなどの短所は隠さず正直にさらけ出しましょう。
弱さをさらけ出すと、相手も緊張のスイッチが外れて会話が弾みやすくなるからです。
ついでに人間はふとした時垣間見える"弱さ"に愛情を感じやすいので、うまくいけばモテ効果も期待できます。
たしかに人は、スキがなく何をやるにも完璧な人に対して尊敬や憧れの評価を抱きます。
ただしこういう人は感覚的にやや遠すぎる……人間離れとまでは言わないですが「別世界の人」的な印象を持ちがちです。
「○○さんは見た目もアレだし頭も良いからモテるだろうなぁ」
みたいに【自分とは違う】と明確な壁を作ります。
初対面の相手がこれだと沈黙を助長しやすいんですよね。
例えば年収ン千万、高級マンションに住んで優雅な生活をしている芸能人が週4回はなまるうどんに通っているとしたらどうでしょう?
しかも、かき揚げとイカ天が好きで毎回必ずセットで買う、らしい。
圧倒的な金持ち印象から庶民的な一面が一気にピックアップされて「意外と話合うかも?」と思えるはずです。
我々もこれを狙えば沈黙を打ち消し、会話を促進する効果が期待できます^^
※ちなみにこういった感情変化を心理学では【ギャップ効果】とか【ゲインロス効果】と呼びます。
ギャップ効果
ギャップ効果(Gap effect)とは、同時に起こりえないある二つの関連した事象において、先に起きた事象に対しての感情と、後に起こった事象に対しての感情にギャップがあった場合に、そのギャップによって後の感情は独立して起こるよりもなぜか強調されて感じるというもの。
Wikipedia「ギャップ効果」より
もちろん我々みたいにタレントやモデルみたいに元からハイステータス・ハイスペックじゃなくともこれらを使いこなせるので安心してください。
例えば男性ならプライドが高く社会的地位にこだわるので、必然的に言動もその点を意識しがちです。
この点を自分で理解しつつ
「自分へのご褒美でコンビニスイーツ毎日食べてたら太っちゃった」
みたいなエピソードを話せば一気に空気が和みます。
ちなみに会話だけでなく天然な一面を見せるなど行動で示すのもアリです。
※散歩中たまたま見つけた駄菓子屋に興味を示すなど。
短所をさらけ出すことは沈黙を退けるだけでなく会話のきっかけも作り、うまくいけば愛情にも繋げられるのでぜひ活用してみてくださいね。
デートの会話を盛り上げるコツ2
リアクションは喜怒哀楽を込めて身振り手振りで
リアクションは感情を込めつつ身振り手振りもしっかり行うようにしましょう。
ただ言葉だけで相槌を打つより「あなたの話、しっかり聞いてますよ!」という意思が伝わり、相手の会話欲を掻き立てることができます。
話し相手が自分の話を真剣に聞いてくれるという状況は誰にとっても嬉しいものです。
もちろんそれだけでなく、質問や疑問を問いかける余裕があればフォローアップ・クエスチョンも混じえつつ展開すればさらに盛り上がりますよ。
例えば男性は「社会的地位や権威、収入」、女性なら「日常の悩み、世間体」といったジャンルに敏感なので、この辺りでうまく活用したいものです。
※あまりに大げさになりすぎて胡散臭いと思われないよう注意してくださいね。
ここでの内容は自分が会話力を使うんじゃなく、相手に話したくなる雰囲気を作り出して沈黙を防ぐ受け身系の技と言えますね。
会話をゼロから考えなくていい分楽かと思うので、こちらも上手く使っていきましょう。
デートの会話を盛り上げるコツ3
可能なら事前に相手の好みなどをリサーチしておく
本番で余裕を持ちたいなら事前に相手の好みなどをリサーチしておくとよいでしょう。
会話力やレパートリーに自信がないなら相手の事を少しでも理解しておけばそれで沈黙回避の材料になります。
ただし事前調査はできればで問題ありません。
共通の友人知人がいるとしても
「○○ちゃんの好きなもの知ってる?」
「最近ハマってるものは?」
みたいに嗅ぎ回るなどは度が過ぎるとストーカー扱いされるので避けた方がいいでしょう。
例えばデートの相手が同じ会社の同僚や先輩後輩などなら、たまにランチに誘ってリサーチするとか、学生なら登下校を利用するなど。
せいぜいこれくらいに留めておくのが無難です。
デートにおいて沈黙を防ぐ上で「相手の好きなものor好きな景色の多い場所を巡る」のも良い作戦なので、それも兼ねて無理なくリサーチしてみましょう。
もちろん結果としてロクな成果を得られなかったとしてもゼロよりは1つでもあれば大収穫です。
- 得られた情報を元にデートプランを考える
- デートで相手とその場所に行く
- 会話が弾み相手の機嫌が良くなる
と、まあこんな感じでプランニングもできて可能性が広がるわけです。
沈黙シーンを回避する上では情報ひとつあるだけでも結構役に立つんですよね^^
相手の事を知っておくことは会話ネタの収集だけじゃなく、相手を喜ばせて話上戸にさせる準備ができることも覚えておきましょう。
会話中の沈黙を避けやすいデートスポット3つ
ここではデート中の沈黙を避けるのに一役かってくれそうなデートスポットを3箇所紹介します。
- 水族館
- フェスや飲食のイベント
- ボルダリング
理由等も含めそれぞれ簡単に説明していきますね。
沈黙に回避オススメスポット1
水族館
沈黙を避けるデートスポットひとつ目は水族館です。
「特定の何かを見る」という目的があるのは大きいです。
卓越したトーク力は必要ないですからね。
しかも水族館の場合、当たり前ですが常に目の前の景色(魚)が変わっていきます。
「この魚は興味ない」ってなってもすぐ次の水槽があるので気分が落ちつづけることはありません。
あとは大きいところならショーもあるので、そういった要素も会話の必要性を自然な形で打ち消してくれます。
「この魚かわいいね!」
「こんなの見たことある?!」
こちらから振る会話はこれくらいでも十分すぎるくらいです。
むしろいちいち変なウンチクでも述べようもんなら嫌われます。笑
映画ほど距離が遠くならず、飲食店ほど距離が近すぎないので会話力を試されない、適度に会話も楽しめつつ沈黙に困らされないのが水族館です。
沈黙に回避オススメスポット2
フェスや飲食のイベント
音楽系フェスや飲食系のイベントも沈黙を回避するにはもってこいのデートスポットですね。
これらも水族館と同じく会話ネタが限定されないのが大きいですね。
特に飲食系のフェスなら大きな会場を使って屋台形式でさまざまなお店が出典されているパターンが定番です。
食べ歩きしつつ眼前に様々な店が並ぶ、という街中のブラ散歩とは違う景観なので沈黙防止にはかなり役立ちます。
欠点があるとすれば行きたい時に行けないこと。
音楽系フェスも飲食系のイベントも季節的でいえば春〜夏が多いので、このシーズンのデートプランには組み込んでいきたいところです。
とはいえ探せば何かしらやっている可能性はあるので、沈黙回避要素としてぜひ利用してみてくださいね。
沈黙に回避オススメスポット3
ボルダリング
沈黙回避にはボルダリングも非常におすすめです。
ボルダリングとはここ数年で知名度が高まってきた室内で行うクライミングです。
クライミングと聞くとハードそうなイメージがありますが全然そんなことはなく、子供〜大人まで気軽に楽しめるので安心してください。
ボルダリングのメリットは
- 一緒に1つのアクティビティを楽しめる
- 体力の有無は関係なく取り組める
- とにかく会話が盛り上がりやすい
といった点。
アクティビティメインなので会話に注力しなくていいのはやはり強い。
そもそも2人が合意して遊んでいるのに沈黙する方がおかしいくらいですからね^^笑
ボルダリングは一般的に「1人が1つの課題(スタートからゴールまでのルートのこと)をクリアする」事が目標になります。
自分が相手にアドバイスしたり相手からアドバイスをもらったり。
いわゆる【共同作業】が生まれるわけで、これが恋愛発展の視点からめちゃ有効なんです。
2017年に男女15000人以上を対象にした調査によれば
- 男女の間にユーモアがあるほど2人が親密になりやすい
- 男女間のコミュニケーションに「笑い」要素が多いほど帰属意識※が増しやすい
※ある集団の一員という意識の事。この場合は2人の仲間意識。
という結果も出ています。
学生時代に文化祭の準備でいつも以上に男子女子一緒になって盛り上がるのもこれの延長です。
ボルダリングは沈黙が起きないだけじゃなく、相手との恋愛関係を発展させる上でもかなり有効というわけです。
最近は「ボルダリング合コン」という街コンイベントもあるくらい恋が生まれやすい場なんですよね。
ぜひデートプランの1つに組み込んでみてください^^
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【取扱い注意】会話で沈黙を生みやすい話題や行為3選
デート中の会話で沈黙を生み出しすいアクションも大事なので理解しておきましょう。
- 求められていない「自慢」と「個人的見解」
- 他人の悪口や批判(ただし相手の意見に乗るのは最悪OK)
- 相手が詳しくないジャンルの話題
- 【おまけの体験談】これが見られたらヤバいかも。沈黙秒読みサイン
僕の失敗談も踏まえて解説しますので、是非参考にしてみてくださいね。
沈黙を生みやすい行為1
求められていない「自慢」と「個人的見解」
相手が求めていない「自慢」や「個人的見解」は高確率で相手の印象を悪化させます。
基本避けた方がいいでしょう。
いきなりですが人間は「自分の事が大好きな」生き物です。
たとえあなたの友人知人に「他人のために尽くすのが大好き」という人がいても遺伝子を紐解いていけば根底では自分の存在を第一に考えて生きています。
自己啓発本の名著【人を動かす】では
「人が『自分を大事』と思う心理は3大欲求(食欲、性欲、睡眠欲)に匹敵する」
と言われるほど。
つまり、遺伝子レベルからみても前触れのなしの自慢や意見の押し売りは確実に相手に嫌われるわけです。
100歩譲って嫌われるまでいかない場合でも、確実に気を遣われます。
気を遣えば相手は疲れますよね。
すると必然的に「沈黙」が生まれます。
世間話の最中の沈黙は余裕で挽回可能ですが、このタイプの沈黙はタチが悪い。
なにせこちらの印象が悪くなった結果生まれるわけなので、相手が「なんとかしなきゃ!」って思わないんです。
「もうこの人めんどくさ。」ってなるんです。
私は自慢話をついついしてしまう。
相手がつまらなそうな顔になってハッとする。
自慢話を止める事はできないので、話しすぎた時は、埋め合わせてから、相手の発言に興味を持つように努めてみた。
以前より、会話が弾むようになってきた。
でもやっぱり沈黙もすぐに訪れる笑。
— ゆうし@ギャンブル依存症 (@yuji_addict) October 17, 2020
相手のターン!先輩はテレビや本で見たであろうマメ知識を、さも自分の知識のように自慢気にこれでもかとばかりに繰り出してくる!オレのターン!全部知ってたわの知ったかぶりの一言で相手の自信を打ち砕く!会話終了!そして気まずい沈黙の時間がやってくる
— はじ (@kbdnjialmkaejm) December 30, 2010
普段の他人との会話を振り返ってみるとどうでしょうか。
ついつい自分の話に火がつくと話が止まらなくなるなら要注意ですよ。
繰り返しになりますがマイナスイメージから生まれる沈黙は挽回が難しいので常日頃から気をつけましょう。
沈黙を生みやすい行為2
他人の悪口や批判(ただし相手の意見に乗るのは最悪OK)
他人の悪口や批判も相手が幻滅して沈黙に繋がりやすいのでNGです。
これもひとつ前の自慢や意見の押し売りと同じですね。
人の悪口や批判は聞いていて気持ちいいものではない上「自分も言われるんじゃないか」といった印象を持たれがち。
あなたも、そういう人と話したら楽しくないし話したいとも思わないですよね。
しつこいようですが「マイナスイメージから生まれる沈黙」は最悪なので本当に注意してください。
もし美人(イケメン)で話も面白いのに店員さんへの態度が引くくらい悪かったら、たぶんこの点ばかり印象に残るはず。
外見的に100点でも付き合いたい気持ちを阻害するには十分すぎる障壁です。
人は元来、ネガティブな印象が心に刻まれやすい生き物なのです。
ちなみにもし例外があるとすれば「相手が先に誰かの悪口や批判を言ってきた場合」です。
この状況ならある程度はその波に乗っても問題はありません。
※ただし口が悪くなりすぎないように!
とはいえ、やはり他人の悪口批判はネガティブ印象に繋がる可能性大なので積極的に発するのは避けましょう。
沈黙を生みやすい行為3
相手が詳しくないジャンルの話題
相手が詳しくないジャンルの話も沈黙を生みやすいので避けましょう。
理由は以下の2つ。
- 相手の興味を引かない可能性が高い(つまらない奴だと思われる)
- 相手に質問や意見させる労力を要してしまう(めんどくさい奴だと思われる、気を遣われる)
いずれの場合も「沈黙を引き寄せる地雷」になりやすいのです。
人間やっぱり自分の守備範囲内の話題で会話する方が楽ですからね。
特に男性は社会的地位を重要視する傾向が強いので「俺ってこんなこと知ってるんだぜ!」というトーク展開になりがち。
(要するに威張りたい人が多い)
でも世間一般的には「人って新しい話の方が興味もちやすいし会話も続くんじゃないの?」と思う人が思いの外多いんですよ。
興味を持ちやすいかで言えば否定はしませんが、沈黙回避を重要視するなら確実に逆効果です。
さっきも言ったように「質問や意見&深堀する労力」が必要になるので、結果として気を遣わせることになる……。
何も考えずに自分の知ってる事を話したい気持ちは僕も分かります。
でもその気持ちはグッと堪えて相手の守備範囲内のジャンルで話を展開していきましょう。
余裕と自信を身に付け会話を自由にコントロールするには
「そもそも沈黙に動じない人間になりたい!」という気持ちもあるかと思うので、最後にその方法を紹介します。
そのために必要な事は【圧倒的に自己肯定感を高める】のみです。
自己肯定感を高めれば、唐突に相手が黙ろうがデート中にスベリ倒して沈黙されようが一切動揺せず冷静でいることができますから^^
最初の章でお伝えしたように、沈黙を100%回避することは基本不可能と思ってください。
人間同士の会話は必ず沈黙するものです。
誰と話しても沈黙してない人は沈黙していないんじゃなく「沈黙を沈黙のままにしていない」だけなんです。
では、沈黙を沈黙のままにしないためにはどうすればいいか。
前提として沈黙した時(あるい沈黙が予期できた時)にうろたえず、適切な判断ができる心の余裕が必要です。
会話が苦手な人あるあるで「会話力に自信がないからひたすら会話術や雑談力の技術を磨く」人がいますがこれは結構間違いなことが多いです。
というのも、これで成長できるのは【会話自体は嫌いじゃないが本番に弱い】タイプの人だからです。
会話そのものに苦手意識があるなら小手先のテクニックだけ身につけてもメッキと同じ。
「どんな会話でも安定した会話力&適応能力を発揮したい!」と考えるなら自分に圧倒的な自信をつける>>自己肯定感を高めることが最優先です。
当ブログでは自己肯定感アップに繋がる記事も紹介していますので参考にしてみてくださいね^^
小手先のテクニックを身につけるのではなくもっと前、【自分が自分のことをどう思っているか?】立ち位置から適切なルートを探っていきましょう。
【まとめ】会話での沈黙は誰でも起きる。ただし誰でもあらゆる方法で回避可能
少し長くなりましたが今回は【デート中の会話における沈黙】についてあれこれ解説させていただきました。
まず、会話での沈黙状態は「基本誰でも起きる」と覚えておきましょう。
沈黙したらどうしよう、という気持ちが悪いとは言いません。
が、沈黙を絶対悪と捉えてしまうとそれだけで会話へのモチベーションがダダ下がりしてしまいます。
これが一番良くないんです。
「沈黙は誰でも起きることなんだ!」と認識してください。
その上でまずは避ける方法を5つ紹介しました。
- お互いの歩んできた人生や現況を話題にする
- 周辺環境をネタに利用する
- 自分がまず話してから相手にその話題を振る
- 相手が経験していそうな事について質問をする
会話を盛り上げるためには素直で多少大きめなリアクションをするのも効果大です。
心の余裕を持つためには事前に相手のリサーチも大事ですよ^^
また沈黙対策は地の利を使う方法もアリ。
- 水族館
- 音楽フェスや飲食イベント
- ボルダリング
の3つのスポットを紹介しました。
自分だけでなんとかしようとせず環境の力もぜひ活用してみてください。
☆合わせて読みたい★