今回は【雑談力を上げる効果的なトレーニング方法】を具体的に解説していきます。
- 気になるあの子とのデート
- 契約がかかった取引先企業との会食
雑談力は日常生活のあらゆるシーンで要求されるスキルの1つです。
とはいえ、いざ「雑談しててください」と言われると結構テンパってしまいますよね。
肝心な場所で雑談ができないと、不自然な沈黙や気まずい空気が流れることも……。
そこでこの記事では、雑談力の効果的なトレーニング方法、挫折しないコツまでを具体的に解説していきます。
実際、僕はこの記事にあることを意識した結果、雑談に対する不安は一切なくなりました。
今は相手が誰であっても緊張せずスムーズに話す事ができています。
雑談力は身につけておいて損することは100%ないスキルなので、この機会にぜひ極めてみてください^^
※以下記事も合わせて見ていただくとより知識が深まります。
▼この記事はこんな人におすすめ
苦手を克服して雑談がスラスラできるようになりたい
日常生活でできるだけ楽に、効率良く雑談力を身に付けたい
Contents
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雑談力が最も活きる3つのシーン
まず、雑談力の効果が最も発揮されるシーンをみていきましょう。
具体的には以下3つです。
- 合コンなど、異性との交流時
- 就職や進学などの面接時
- 営業、販売、接客などの仕事上
1つずつ見ていきましょう。
雑談力が活きるシーン1
合コンなど、異性との交流時
雑談力が活きるシーン1つ目は合コンなどの異性との交流時です。
主に飲み会などですね。
合コンや街コンなどはコミュニケーションが主力のアピールポイントとなるため、雑談力があると文句なしにモテます。
男性なら、女性の視線は割と独り占めできるほど。(マジです)
特に合コンなどの小規模な飲み会だと「ご飯を食べる」「会話する」の2アクションがメインで進行していきます。
ただ、会話が苦手だとしてもずっとご飯を食べるわけにもいきませんよね。笑
なので必然的に会話が軸になります。
問題はお互いの事を知らないうちは共通のネタもないし、なかなか会話を弾ませるのは難しいという点。
(僕自身も対人恐怖症が完全に治る前は、飲み会で沈黙の嵐でした^^;)
そんな時に雑談力がある人って、まさに救世主なんです。
あなたも完全アウェイな環境下で「この人、話しやすい!」って思える人がいたら、ずっとその人に話しかけようって思いますよね?
雑談力(コミュ力)があるとモテるのは必然です^^
飲みの場に限らず、異性の注目を集める上で雑談力は欠かせないスキルなのです。
雑談力が活きるシーン2
就職や進学などの面接時
雑談力が活きるシーン2つ目は「就職や進学などの面接時」です。
面接はコミュニケーション数も時間も限られているので、こういう場で雑談力が高いとアピールポイントになります。
面接というと「相手に言われたことに対して適切な回答をする」ことが高評価に繋がると考えがちですよね。
しかしこちらのNIKKEISTYLEの記事にもあるように、面接本編以外での雑談がその人の評価を高めることって普通にあります。
事実、僕は今の会社に入れたのは95%社交性のおかげです。笑(詳しくはプロフィールをチェケラ)
僕の話はいいとして、
あなたが面接する側の立場で考えてみてください。
- こちらの質問に淡々と正確無比な回答をする学生
- 自信や世の中の笑い話も踏まえて場を和ませつつ回答する学生
学力は同程度として、これら2タイプの学生だったら社内で上手くやっていけそうな人材はどちらでしょうか?
……言うまでもありませんよね^^
特に企業においては、マニュアル通りにできる人よりもマニュアルもこなしつつ自分の考えも加味して行動できる人が評価されます。
面接のような堅苦しい場面で雑談力が高い人は高評価を期待できます。
雑談力が活きるシーン3
営業、販売、接客など職業
雑談力が活きるシーン3つ目は営業、販売、接客業など対人商売です。
いずれも他人を相手に自社商品などを販売する仕事なので、雑談力は強力な武器になります。
これは言わずもがなですね。
特に自分からセールスする営業職は、お客さんに「自分の選択で買った」と思わせる必要があります。
この場合肝になるのが商品とは関係ない世間話が上手いかどうかです。
相手に安心感、そして自分への信頼感を与える上で雑談力が高いに越したことはありません。
また仕事の場合、雑談力は社外だけでなく社内評価アップでも大いに役立ちます。
例えば、大事な会食とかで持ち前の雑談力を発揮できれば、上司から「○○は話が上手い」と重宝されるでしょう。
ゆくゆくは給料アップや後々の出世にも繋がるなど、あり得る話です。
(実際、元対人恐怖症の僕ですらできたことなので。笑)
仕事においては雑談力が最も活躍するシーンと言えますね。
雑談が上手くできないのはなぜ?
雑談力が上手くできないのはなぜでしょうか?
まずは雑談力について株式会社VSNが全国20代〜40代を対象にしたアンケート結果を見てみましょう。
株式会社VSN「ビジネスパーソンの意識調査」より
これを見ると会話が必須であるビジネスパーソンの間ですらも雑談力は多くの人にとって悩みの種ということが分かります。
「雑談が苦手」という感覚は悪いことでもなんでもなく、多くの人が感じる共通の悩みです。
雑談が上手くできない人は往々にして以下思考が障害になっています。
- 自分の会話力に自信がない
- 相手への過剰な気遣い
- 雑談力=雑学力という勘違い
では、ひとつずつ見ていきましょう。
雑談が上手くできない原因1
自分の会話力に自信がない
雑談が上手くできない人の大半はそもそも「会話力自体に自信がない」のが原因です。
会話そのものに苦手意識があれば上手くできないのは当然ですね。
このタイプの人は「雑談=自分1人で話題を生み出す」と勘違いしている傾向があります。
「何か面白い話題はないかな?」
「どんな話をふれば盛り上がるかな?」
僕も以前までは会話のたび毎回のようにこんなことばかり考えていました。
具体的な事は後ほど解説しますが、実際はゼロから話題を生み出す必要なんてなく、実はもっと簡単な方法があります。
※グサっとくるものがあればせひこの先も読んでみてください^^
もっと言ってしまえば雑談は、会話という全体構成に対してコンテンツの1つに過ぎません。
例えば、デートで「水族館に行く」という目的があるならメインは水族館の話です。
雑談はその名の通り、途中の繋ぎでちょろっと話せるだけでも十分なのです。
会話に対する雑談のウエイトを過剰に見積り過ぎていると、会話力への自信はますます失われてしまいます。
雑談の存在感が大きくなりすぎると、会話力に対する自信の無さが雑談への苦手意識に繋がりやすいのです。
雑談が上手くできない原因2
相手への過剰な気遣い
雑談が上手くできない人は相手に気を遣い過ぎているということもよくあるパターンです。
「何か話をしないと」
「雰囲気をよくしないと」
こんなふうに、とにかく場の雰囲気や相手の様子を気にし過ぎて自分のペースで話ができない人ですね。
こうなると相手の顔色や雰囲気で会話を構成するハメになるので雑談どころではありません。
例えば恋愛では気になる子との初デート、仕事なら取引先のお客さんと話している時など、
最終的に何か達成したい目的があるシーンだと特にペースを乱されがちです。
相手を褒めたり喜ばせたりといった行為はもちろん大事なことですが……
雑談の場合それとは真逆の意識を持つ必要があります。
雑談(ざつだん)とは、特にテーマを定めないで気楽に会話すること。
Wikipedia:「雑談」より
必要以上に相手に気を遣いすぎる場面では焦りや不安感が先行しがちです。
雑談が上手くできないは当然ですね。
雑談が上手くできない原因3
「雑談力に雑学力は必須」という勘違い
3つ目は「質の高い雑談をするためには雑学力が必要」と勘違いしている場合です。
仮に会話自体への苦手意識はなくても「自分には雑学力が足りないから雑談は……」と決めつけてしまい抵抗感や遠慮が生まれがちです。
まずこの点について、雑談に雑学はさほど必須ではないと思って問題ありません。
もちろん雑学力があれば回答のバリエーションが増えるのはたしかです。
しかし、雑学が絶対必要な場面て日常であるでしょうか?
正直言って【知識のひけらかし】の時くらいでしょう。
ひたすらうんちくを語るようなシーン(ないかもですが)でもない限り「あれば便利」程度の位置付けで問題ありません。
先ほどもお伝えしましたが、雑談は話題ゼロの状態からでも普通にできるものです。
雑学力に対する必要以上なこだわりは逆に自分を苦しめることに繋がります。
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雑談力を効率よく高めるトレーニング方法8選
ここからは、雑談力を上げるトレーニングを8個とそれぞれの効果について具体的に解説していきます。
- 気取らず素直な問いかけを心がける
- ストーリーを意識して話す【ざっくりでもOK】
- 周りの環境に注目する
- 相手の興味関心に着目する
- 会話内容を映像化する
- 話が上手い人の言葉や喋り方を真似する
- 幅広い年齢層と接する、情報を得る
- 様々な媒体から雑学やネタを仕入れる
ひとつずつ見ていきましょう。
雑談力トレーニング1
気取らず素直な問いかけを心がける
普段から誰と会話する際も素直な気持ちや態度で会話に臨むようにしましょう。
繰り返しになりますが、雑談とは「テーマや目的を決めず気楽に話す」話のことを言います。
変に上から目線な物言いをする、相手の様子を探るような意識をもった会話は雑談とは言えません。
なによりそういう会話は相手に不信感や違和感を与えやすく、会話自体もぎこちなくなりがちですしね。
例えば、相手が振ってきた話題があなたのほぼ知らない内容だったとします。
なんとなく聞いたことがあるが本質は理解していないレベルだとしましょう。
実はよく分からないけど「無知なところを見せたくない」と見栄を張って
「知ってるよ?○○でしょ?」
と答えたならどうでしょうか。
運良く正解ならいいですが、間違っていたら自分が恥ずかしいだけでなく相手には
「ちょっとめんどくさい人かも」
「負けず嫌いなのかな」
といったネガティブ寄りな印象を与えかねません。
詰まるところ、この思考がすでに雑談の本質から外れてるんですね。
これがもし、
「聞いたことあるような……○○だったと思ったけど違ったかな?」
という回答なら少なくともウザい印象はありません。
無駄なプライドや見栄は会話の質をとことん落とします。
それどころか、一言で相手の印象がガタ落ちする可能性すらあります。
質の高い雑談は自分だけで成り立つものではなく、相手の心理も合わさって初めて成立します。
素直な態度はスムーズな雑談の基本ですのでしっかり意識しましょう。
雑談力トレーニング2
ストーリーを意識して話を構成する【ざっくりでもOK】
普段から誰かと会話する際は、簡単でもいいのでストーリー仕立てにして話しましょう。
会話がストーリー化されていると聞き手の会話への理解度や評価が格段にアップするからです。
またスタンフォード大学のJennifer Aaker教授の研究によれば、ただ雑然と事実を語るよりもストーリー化されていることで最大22倍も記憶に残りやすくなることが分かっています。
この手法は一般的にストーリーテリングと呼ばれ、世の中のあらゆるシーンで「人の心を惹きつける要素」として利用されています。
人は本能的にストーリーを好む生き物です。
例えば、漫画のONE PIECE(ワンピース)はご存知でしょうか?
尾田栄一郎氏作の言わずと知れたNo. 1モンスターコミックですね。
発売から20年以上経った今も圧倒的人気を誇るシリーズですが、実はONE PIECEがここまで売れた理由もストーリーテリングが最大の要因です。
※簡単に説明すると、ONE PIECEは海賊である主人公がONE PIECEと呼ばれる海の秘宝を目指し仲間たちと旅に出て、道中行き着く島での出会いや戦いを通じて成長していく海洋冒険ロマンです。
この物語は主人公を始め登場する主要人物全てに「これまで歩んできた人生」が事細かく設定されています。
つまり、各キャラクターの人生を知り「この人にはこんな過去があったんだな……」と感情移入できるので、キャラクターごとにファンができるわけですね。
作者の才能も去ることながら、心理学的にも人を惹きつける要素を満たす作品なのです。
少し話が脱線しましたが、要はどんなにシンプルでもいいので自分の話にストーリーを含ませましょうということです。
例えば以下を見てください。
「あの人は苦労人だよ。あの若さで社長やってるのは、家庭でいろいろあって『自分が支えないといけないんだ』って言ってた」
なんとなく「家庭環境が大変なんだな」ってことは分かりますが、感情を揺さぶるほどではありませんね。
では以下ならどうでしょうか。
「あの人は苦労人だよ。
小学校入学前に両親が離婚して、妹と弟の世話をしつつずっと貧乏生活をしてきたって言ってた。
離婚後は母親に引き取られたけど、結局半年も経たないうちに新しい男作っていなくなったみたいだけど……
そこから『自分が妹と弟を養う』って決めて猛勉強して、今はあの若さで社長として第一線で活躍してるんだよね。
ほんと頭が上がらないよ」
こちらの方が話題に上がった人物の家庭環境や過ごしてきた日々が具体的にイメージできるはずです。
なんなら、その人の生活と自分の生活を天秤にかけて「自分ももっと頑張らないと」なんて思ってしまうくらいでしょう。
同じ話なのに軽くストーリー仕立てにしただけで受ける印象はまるで変わります。
これがストーリー化の威力なのです。
とはいっても短すぎてストーリー化しづらい話もあるでしょうから、そういう場合はストーリーっぽくなっていればOKです。
考え方としては、メインの出来事に対してその前後の状況を付け加えてみてください。
「昼に腹が痛くなった」 → 「朝急いでご飯食べて牛乳一気飲みしたら昼に腹が痛くなった」
これだけでも印象はかなり変わり相手にイメージさせやすくなります。
※ちなみに僕は1人の時も独り言でよく練習していました^^
ストーリー化が安定してできるようになると雑談の深みがグッと増すのでぜひ日頃から練習してみてくださいね。
雑談力トレーニング3
周りの環境に注目する
誰かと会話する際は会話の内容はもちろん、周囲の環境にも注目し情報収集するようにしましょう。
環境は話題の宝庫です。
テーマや目的を決めずに話すのが雑談なので、環境も利用すればその分話題やきっかけも増え詰まりにくくなります。
要は「使えるものは何でも材料にしちゃいましょう」ってことですね^^
- 屋外にいるなら天気や気温、人や車、建物の数
- 屋内ならその場所の雰囲気や温度、置いてある物
基本的に目に入るものは何でも話のネタ元になります。
ただ、こんなことは人間なら普段から本能的にできているはずですね。
大事なのはその先です。
「今日は一段と暑い」
「あのお店、やけに行列ができてる」
例えばこんなことを思いついたら、脳内でいいのでそこから先へ話を広げてみます。


こんな感じで目に入った環境や景色を見て思いつく事を次々言語化してみましょう。
常日頃から思考する癖をつけることで他人との会話でも環境を利用したトークがスラスラできるようになるわけです。
理想としては上記のような環境や景色を使ったトークから相手に話を触れることができれば、相手を置いてきぼりにせずGOODです。
雑談においては目に入る物すべてが会話材料になるので、周りの景色にも常に目を光らせるようにしましょう。
雑談力トレーニング4
相手の興味関心に着目する
相手の興味や関心に着目することも雑談ネタを引き出す定番のテクニックですね。
常日頃から誰かと話す際は会話相手に意識を向ける癖をつけましょう。
相手についての話なら置いてきぼりにはなりませんし、初対面時なら互いの緊張感を打ち破るのにも有効です。
相手をテーマにした雑談をする場合におすすめの話題は以下7つです。
- 今ハマっている事
- 今後やりたい趣味や仕事
- 最近幸せに感じたこと
- 普段の生活で1番楽しさを感じること
- 仕事や将来の目標
- 恋人や結婚相手に求める条件
- 人生で叶えたい夢
共通して意識してもらいたいのは【相手の感情を刺激する】ことです。
感情を揺り動かせば人はその話に興味を持ち集中してくれます。
ちなみに上記で挙げた話題は全て、相手が自分の記憶を探る&頭の中でイメージする作業が必要なものになっています^^
もちろん上記以外でも相手の感情を刺激しそうな内容、例えば共通でハマっている趣味なども盛り上がる話題のひとつでしょう。
一方で本質と話はズレますが、もしあなたが普段から友人の愚痴を聞く機会があるのなら
「人間関係や会話の失敗談」を積極的に仕入れておく事をおすすめします。
相手を材料にした雑談はメリットも多い反面、ふとした一言で相手を傷つけるリスクもあります。
そんな時に【人の失敗】は参考になるんですよね。
失敗談を反面教師として自分の雑談トークに活かしていきましょう。
雑談で最も話すことが多いのは相手についての話題かと思います。
プライドを傷つけないよう注意しつつ感情を刺激することを忘れないよう日々意識してみてくださいね。
雑談力トレーニング5
会話内容を映像化する
会話内容を頭の中で映像化させる癖をつけましょう。
自分の話を分かりやすく伝える&相手の話を即時理解するために重要な練習なので日々意識してみてください。
ちなみに会話が上手い人の特徴の1つに「分かりやすい例を交えて話す」という点があります。
あなたもお店である商品を紹介された時、分かりやすい例を使って説明されたら納得してその商品を買っていた、なんて経験ありませんか?
例え話は会話の映像化を促進し、内容の理解をスムーズにします。
- 誰もが知っている定番の物や情報
- 相手が興味を持っている&詳しい事柄や情報
基本的にはこういった相手に有利なジャンルで例え話を交えてみてください。
それだけで相手の理解度は格段に増します。
▼例え話については以下の記事で具体的にまとめていますので、ぜひご一読ください^^
雑談力があるかどうかの基準は話のレパートリーが多いではなく、相手がスッと理解可能な話をできるかどうかの方が重要と思ってください。
いくら物知りで話好きでも、相手が理解できなければその会話は騒音と変わりません。
会話を映像化させる手段の一つとして例え話も訓練しつつレパートリーも増やせば雑談力は格段に向上しますよ^^
雑談力トレーニング6
話が上手い人の言葉や喋り方を真似する
雑談力を高めたいなら「雑談力が高い人を真似する」のがおすすめです。
雑談が上手い人は往々にして
- 相手が理解しやすい言葉選び
- 理解を助けるアクション(身振り手振り)
- 聞きとりやすい会話スピード
という部分が必ずと言っていいほど共通しています。
これを徹底的にパクりましょう。
目だけで理解する文章とは違い、対面での会話は目と耳の組み合わせで醸し出す作品です。
言葉選びを完璧にしても使う人間が出す雰囲気が伴っていなければ説得力は出ません。
反対に人柄が良くても話す内容が支離滅裂なら「話しやすい人」とは思われません。
これらを手取り早く、かつ効率よくマスターしたいなら
両方を上手く使いこなしている人の雰囲気を知る
のが手っ取り早いです。
芸能人やアイドルはもちろん、友人知人など身近にいる人でもOKです。
「この人のトークすごい!」って人がいれば喋り方や言葉の使い方、喋りのテンポなどを見聞きし、なぜ面白いのかを分析してみましょう。
特に言い回しやテンポは自分が雑談をする際にも応用できる部分は多いはずです。
雑談力の勉強は知識や語彙力はもちろん、「この人は話しやすそう」と感じさせる雰囲気も学ぶようにしてみてくださいね。
雑談力トレーニング7
積極的に幅広い年齢層と接する・情報を得る
特定の世代のみではなく、幅広い年齢層と接して世代特有の情報を仕入れるようにしましょう。
必須ではないものの、雑談において情報量や知識のストックがあるに越したことはありません。
特に営業職や販売系の仕事など、職業柄幅広い世代と話す機会が多いならば必須です。
もちろん中には、
「っても各世代の友達なんていない……」
ということもあるでしょうが、今はネットでいくらでも情報が拾える時代です。
通常の検索はもちろん、Twitterやヤフー知恵袋などユーザーの生の声が入っている媒体などを利用してみてください。
もし、多少体を張ってもいいというならお勧めしたいのは大衆居酒屋や立ち飲み屋などで他人の会話から情報を仕入れる方法です。
飲みの場は自慢や武勇伝を語りたがる人たちが集まりやすい上、年齢層や仕事のジャンルも幅広いので多くの情報を仕入れられます^^
加えて、世代関係なく会話の練習までできてしまうので何気に一石二鳥なんですよね。
行きつけの居酒屋やバーなどがあるようなら通い詰めてみるのも一つの手でしょう。
相手の年齢に合わせた話ができるだけでも雑談力のステータスは十分に高いので積極的に情報収集に励みましょう!
雑談力トレーニング8
様々な媒体から雑学やネタを仕入れる
会話の応対スキル向上のために、テレビやネットなどの情報媒体から雑学などのネタを仕入れることも忘れてはいけません。
雑学がなくても質の高い雑談はできますが、応用力を高める上で知識や情報のストックは大切です。
特に仕事としてお客さんと接する機会が多いのなら相手の性格や特徴などを把握して知識をつけておいた方がいいでしょう。
ちなみにこうして仕入れた雑学や情報は会話の受け答え時だけに披露することをおすすめします。
理由は簡単で、自分にその気はなくとも積極的に披露すれば「自慢」と捉えられやすいからです。
心理学の側面からすると自慢は【最も相手に嫌悪感を抱かれやすい要素】と言われています。
また、アドラー心理学でおなじみの名著嫌われる勇気では以下の教えがあります。
自慢する人は、劣等感を感じている
「嫌われる勇気」より引用
自分は劣等感を持って話すことになる上、話せば相手にはとことん嫌われる……
それが「自慢」です。
自分にとっても相手にとっても何一つメリットがありませんよね。笑
なによりの証拠として、未熟だった頃の僕が過去にこれで何度も失敗しています。笑
使う場面を受け答え時だけに限定すれば、雑学は自慢ではなく「情報通」となります^^
使うタイミングや相手、場面などを考えつつ、ネットなどで仕入れた雑学などの情報を上手く利用しみてくださいね。
【最後に】雑談トレーニングを挫折せず続けるために
雑談を含め、会話というものは「この人には100%これでOK!」という型は存在しません。
ゆえに「あの人には上手くいったのにこの人には全然使えない」といった事は往々にしてあります。
雑談力トレーニングは終わりのない旅になるので、挫折せず続けるためにも以下2点を意識してみてください。
- 「ながらトレーニング」で気楽さを重視
- 結果について深く考えすぎない
ひとつずつ見ていきます。
雑談トレーニングで挫折しないコツ1
「ながらトレーニング」で気楽さを重視
雑談力は基本的に「ながらトレーニング」で行っていきましょう。
人と喋ることは本能的にしていることなので、わざわざ「時間を作って」やる必要はありません。
- 友達と会った時
- 職場で上司部下やお客さんと話した時
- 家族と話す時
毎日のこういったタイミングを利用しましょう。
学生や社会人なら友達や同僚と会うわけですから、利用しない手はありません。
1人だと会話のシチュエーションが作れないため難易度が高いです^^;
仮にもし1人で勉強するなら、テレビやネットなど受動的に学べる媒体での勉強をおすすめします。
絶対ではありませんが、わざわざ時間を割いて「他の事ができない状態にストレスを感じそう」なら、やるべきではありません。
会話力を鍛えるのに話すことがストレスになったら本末転倒です。
日常生活を上手く利用して楽しく雑談力を鍛えていきましょう!
雑談トレーニングで挫折しないコツ2
結果を深く考えすぎない
雑談力に限らず、会話力をトレーニング中は、どんな結果になっても深く考えすぎないようにしましょう。
結果にいちいち感情移入しすぎると精神的に病む可能性が高いからです。
コミュニケーションとは使う人や相手の言葉、感情、環境などによって結論が異なるものです。
ゆえに「あの時○○なことを言わなければ……」という気持ちになったとしても後悔したり引きずったりする必要は全くありません。
仮に「こうすればよかった」をやったとしても100%望み通りの結果になるという保証なんてないですよね。
あなたが「○○な反応をするはず」と思ってした雑談で想定外の結果になったとしても考え込まず、次に活かすことを考えましょう。
結果が良くなかった時
「あんなことしか言えない俺は終わってる……」
ではなく、
「結果は良くなかったけど良い勉強になった!」
と考えましょう。
失敗は人生の経験値です。
しっかり記憶に留めれば次に同じ失敗をすることはなくなりますね!
もちろん、思いの外良い結果を得たとしても同じです。
嬉しい気持ちはあっても余韻に浸りすぎず、良かった部分を分析して次に活かすことを考えましょう。
感情を込めるべきはコミュニケーションの最中だけです。
結果に感情を入れ込みすぎると良くも悪くも無駄に引きずることになるので注意です。
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【まとめ】雑談力は日常がトレーニング!ノンストレスで楽しく鍛えよう
さて、今回はおすすめの雑談力トレーニング方法について解説してきました。
ここまでの内容をまとめてみます。
雑談が上手くできない理由の多くは相手に気を遣いすぎているから。もしくは高度な知識と話術が必要という勘違い
雑談力トレーニングで特に大事なことは以下4つ。
- 素直さ
- ストーリーを意識した構成
- 会話上手な人の真似
- 多少の情報収集基本は
雑談力は「ながらトレーニング」でストレスなく続けること。
繰り返しになりますが、雑談を含めコミュニケーションとは感情や環境などが影響するため100%の答えは存在しません。
ゆえに「こういう時はこうすれば間違いない」という感覚は持つべきではありません。
逆に言えば、自分にとって不利な展開であっても好転できる可能性があるわけです。
ゴールのない旅ではあるものの、知識やスキルがつくことである程度展開を予想できようになるのも会話の面白さと言えます。
特に雑談力に関しては、磨けば磨くほど人生のあらゆる場面を有利にできる強力なスキルです。
この記事を読んでいただいた今日からぜひ「相手を楽しませる」「場を楽しくする」会話を意識して暮らしてみてはどうでしょうか^^
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!