今回は【お酒とコミュニケーション能力の関係】について解説していきます。
よく「お酒を飲むと饒舌(じょうぜつ)になる」っていいますよね。
実際、人生で一度くらいはそれが目的でお酒を飲んだこともあるはずです。
僕もそうだったんですが、お酒を飲むといつもより頭の回転も早くなってなんでもスラスラ話せるんですよね。
これって気のせいなのでしょうか?
もしかしたら、お酒にはコミュ力を高める、もっといえば脳機能を一時的に上げる効力があるのではないか?
その辺り、
いつもと違いちょっと緩めな記事ですが、お酒を飲む機会が多い人はぜひ見てみてくださいね!
▼この記事はこんな人におすすめ
お酒の力を借りたいけど失敗しないか不安
お酒が頭の回転を早める(コミュ力を上げる)か知りたい
Contents
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【ズバリ】お酒はコミュニケーション能力を高める?
よく「お酒を飲んで勢いをつける」とは言いますが、そもそも酔っぱらう事でコミュニケーション能力は上がるのでしょうか?
結論から言うと、酔うことでコミュ力は上がります。
米国、ピッツバーグ大学の研究によれば、普段女性に比べる感情を表に出さない傾向にある男性でもお酒が入ると笑顔の回数が増え、
普段よりコミュニケーション能力は上がることが分かっています。
※正確には男性に多い感情表現に対する抵抗感が緩和され、コミュニケーションがスムーズになる状態。
また、これとは別にイギリスの雑誌【Journal of Psychopharmacology】によると、オランダのマーストリヒト大学で行った最新の実験で、
適度なアルコールは言語能力を高めることも判明しています。
つまり、よくある「酒で勢いをつけて○○する」は、実は科学的根拠に基づいた行動になるわけですね。
ただもちろん、上記らの実験は適度にアルコールを摂取した場合であり、飲めば飲むほどコミュ力が高まるわけでありません。
これはよほどお酒に強い人じゃなければ想像はつきますよね^^
それでも一時期的とはいえ【お酒によってコミュニケーション能力が上がる】ことは紛れもない事実なのです。
【コミュ力のためとはいえ……】お酒での失敗を回避するために
酔えば饒舌(じょうぜつ)になることはわかりました。
しかし、そうはいってもお酒と聞くと付きまとうのは、いわゆる「やらかし」の危険性ですよね。
ここではそれを回避するちょっとしたコツを紹介します。
お酒で失敗しないコツ1
最初に宣言して粗相を避ける
お酒による粗相を避けるために「最初に飲む量を宣言」しちゃいましょう。
強制力はありませんが、相手に強く言っておけば必ず止めてくれます。
(なかなかにアナログな技ですが^^笑)
お酒といえば脳が麻痺し記憶や行動を曖昧にする魔性の飲み物です。
飲んでいると楽しくなってつい……ってことあるはずです。
ちなみに男女400人を対象にした「お酒の失敗」についてのアンケート結果では以下のような結果となりました。
調査:井藤漢方製薬株式会社
意外と「ない」人が多いことに驚きましたが、やはり大半の人はお酒での失敗を経験しているようですね。
じゃあやはり『飲みニケーション』は避けるべき、かといえば決してそんなことはありません。
なぜなら、お酒で失敗する人の原因は基本的に100%「飲みすぎている」ことにあるので^^
要はこれさえ抑制できればいいわけです。
例えば、
- 事前に「今日は1、2杯しか飲まない」と宣言する
- 「○杯飲んだら俺(私)を止めて!」と相手に伝えておく
など、こんなふうに相手にお願いしておくなども手です。
(自分の取り決めだと甘えちゃいますからね。笑)
一般的にはお酒で失敗する確率が高いことは事実ですが、原因は1つなので避けることは十分可能です。
お酒で失敗しないコツ2
どのくらいの酒量で済ませるのがベスト?
コミュニケーション能力が適度に高まるちょうどいいお酒の量はどのくらいでしょうか?
これについては人それぞれアルコールに対する耐性が異なるため一概には言えませんが、
具体的には意識が明瞭で、かつ「今テンポよく話せてるな」と思ったタイミングと考えましょう。
ただし、足元もおぼつかないほど明確に酔いを体感してからの「今テンポよく話せているな」状態を基準にするのはNGです。
なぜならその時点で自制が効かない(効かなくなる)可能性が高く、大失敗に繋がりかねないからです。
- このタイプの日本酒なら2杯くらいがベストかな
- ウイスキーは回りが早いし悪酔いするからやめとこう
飲みの会ではこんなふうに考えながら嗜むことをおすすめします。
もちろん、その日の体調などによって変わるかもしれませんがお酒で失敗したくないならなんとなくでもいいので意識してみるといいでしょう。
先ほどもご説明したように、お酒の失敗は下手すると後の交友関係に甚大な損害を与えかねません。
そんなことにならないためにも【自分のベストな酔い加減】をできる限り把握しておきましょう。
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【まとめ】お酒でコミュ力は上がる。でも頼り方を間違えないように!
今回はお酒とコミュニケーション能力の関係について解説してきました。
お酒を飲むことによってコミュニケーション能力は高まるのか?
という問いについては「YES」が答えです。
※いくつかの研究結果を見てみると実際は根本のコミュ力が高まるのではなく
「感情表現のリミッターが外れる」という言い方が正しいでしょう。
(感情を表に出すことに抵抗がなくなるわけですね)
とはいえ、やはりお酒が関わるとリスクがあることを忘れてはいけません。
- 飲み過ぎて粗相をするかもしれないリスク
- 失敗して良くない噂が広がるリスク
- よからぬことを考えていると思われるリスク
こういった最悪の事態を避けるためにも先に紹介した
- 事前の宣言
- 適量の把握
などを実践していきたいものです。
お酒は飲みすぎなければコミュニケーションを円滑にする素晴らしい武器になります。
ぜひぜひ上手く利用して会話を楽しんでみてくださいね!
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。