この記事では
「社交性がないのは人生で不利なのか?」
「先々のために社交力を高めたい」
こんな悩みを解決し、一歩を踏み出せる方法を紹介します。
社交性がないことを自覚していると「仕事や恋愛で損をしているのでは?」とネガティブに考えがちですよね。
一般的に【社交性がある=モテる、仕事ができる】といった印象は強いです。
……社交性がないと幸せにはなれないのでしょうか?
この記事ではその辺りを具体的に掘り下げていきます。
かくいう僕もその昔は対人恐怖症で人の顔を見ることすらできなかった人間です。
社交性やコミュニケーション術について様々な実験をしてきた身ではあるので、お役に立てるかと思います^^
読み終わる頃にはスッキリして新たな行動に移れる内容に仕上げていますので、是非ご覧ください。
▼この記事はこんな方におすすめ
社交性がない事を悩んでいる
社交性を高めて仕事や恋愛を楽しみたい
Contents
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【まずはチェック】あなたの社交性レベルを診断してみよう
まずは簡単にあなたの社交性レベルを診断してみましょう。
YESの数が多いほど社交性が高いと言えますよ^^
質問 | 回答 |
Q1:人と話す時に目を見て話せる | YES or NO |
Q2:人混みを見ても全然平気 | YES or NO |
Q3:休日は外に出かける派 | YES or NO |
Q4:新しい経験をするのが好き | YES or NO |
Q5:相手を喜ばせるのが好き | YES or NO |
Q6:初対面の相手とも電話できる | YES or NO |
Q7:イベントやフェスに参加できる | YES or NO |
Q8:仲良くない人にも本音で意見できる | YES or NO |
社交性とは、つまり「好奇心」や「探究心」があるかどうかです。
社交性が高い人は他人にどう思われるか等はさほど眼中になく、人と関わることで体験できるその先の世界に目が向いています。
つまり、感情の高ぶるポイントが異なるわけですね。
「社交性がない……」人との関わりが苦手になる原因って?
国内調査会社が国内の男女20000人を対象に行った【自身の事を社交的と感じるか?】という調査によれば「はい」と答えた人はわずか6.1%だったそうです。
人との関わりが苦手になってしまう根本原因には
- ネガティブな記憶や経験
- 過去や現在の生活環境
の2つが主としてあります。
ネガティブな記憶や経験
過去にネガティブな記憶や経験があると内向的な性格になりがちです。
人間は恐怖や損害などのネガティブな感情は記憶に残りやすく、そう簡単に消し去ることはできません。
分かりやすい例でいえばお金があります。
数年前友人に奢ってもらった金額は覚えていなくても、友人に貸した金額はずっと覚えているものです。
人間関係だったら「学生時代にクラスに馴染めなかった」とすれば、何かきっかけがないと必然的に他人と距離をおきがちです。
実際、僕も小学生〜中学生まではいじめを経験しており、20代前半までは心の片隅に【他人への不信感】を抱いてましたしね。
一度でも体験したネガティブな経験は【根深い記憶】として残りやすいのです。
過去や現在の生活環境
過去や現在の生活環境も社交性に影響を与える要素の1つです。
「人と関わらない生活」が体に染み付いているとすぐに性格を変えることは難しいもの。
例えば、勤務する会社が横の繋がりを作らずとも完結する業種なら社交力を発揮する必要がありません。
僕もかつては某物流倉庫で働いていた時、1日誰とも会話せずに終わる事は日常茶飯事でした。
加えてSNS全盛の今の時代なら尚更他人と直接会って話す機会も減りがちです。
画面上で話すのと直接顔を見て話すのでは反応速度1つとっても全然違います。
新しい事を始める時、昔得意だった事を久々に試す時って緊張しますよね。
社交性も同じく、しばらく人と関わらない生活が続くと自分が考える以上に会話に対して緊張感が増すものです。
人によってはコミュニケーションが恐怖感や苦手意識の象徴になってしまいます。
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無理なく社交性を身に付ける【4つの方法】
ここからは無理なく社交性を身に付ける4つの方法を紹介します。
- 好きな人間性のタイプを決める
- 一期一会の出会いを利用する
- 無理して会話しない
- ネガティブ感情を好奇心に変換(する練習)
ひとつずつ見ていきましょう。
好きな人間性のタイプを決める
まずはあなたが「こういう人となら話したい」と思う、好きな人間性のタイプを決めましょう。
社交性とは人と話すのが得意かより、まずは人をどれだけ好きになれるかが重要だからです。
他人に好奇心を抱けるようになることが入り口になります。
人が人を好きになるきっかけになりやすい要素としては
- 趣味
- 習慣
- 性格
- 感覚(金銭、恋愛、仕事)
- 立場や職種
これらが自分と類似しているかが重要です。
例えば心理学の世界では【類似性の法則】というものがあります。
類似性の法則とは……
人間は自分と外見や中身(性格、考え方、興味関心など)が似ている人を好きになる、という心理効果のこと。
これは、人生で幾度となく経験がありませんか?
同じ趣味や関心を持つ相手なら興味を抱けるのはもちろん、何より話のネタに困ることがありません。
ちなみに「憧れ」や「尊敬」を抱く相手でも悪くはないですが、心理的に謙遜や気遣いが生まれやすくあまりおすすめできません。
なるべく立場が同等と感じる人が良いですね。
話が上手いかとか仕切りが上手そうか等ではなく、まずは自分と人間性が似ていて好きになれる人を決めましょう。
全てのスタートはここからです。
一期一会の出会いを利用する
社交性を高めるためには積極的に人と接することも意識も大切です。
またその際は、一期一会の出会いを利用しましょう。
一度しか会わない相手なら感情のもつれなどで尾を引くことはないですからね^^
社交性を高める上で大事な「会話力」を鍛えるのにもってこいです。
例えば、接客業や販売業など、仕事柄代わる代わる他人と関わる機会が多いなら力を磨くチャンスです。
良い意味でその人たちを利用してみてください。
日常生活で人と関わるタイミングがないなら休日は必ず外に出かけましょう。
好きなお店(の店員さん)、立ち飲み屋やバーなど、自分から行動すれば人と話す機会はいくらでもあります。
社交性はネットや本など机上の勉強だけで完全に身に付けることは絶対に不可能です。
まずは家から飛び出し、2度と会うことがない人達と接触する機会を作り会話力アップに利用してみてください。
無理して話そうとしない
他人と会話する際は無理して話そうとする必要はありません。
自分のペースで話を展開するようにします。
「社交力がある」人に対するよくある勘違いが【社交性がある人は会話が得意】という認識。
実際は全然そんなことありません。
まず社交性の意味を見てみましょう。
社交性(しゃこうせい) の意味
1 人とつきあうことの好きな、また、じょうずな性質。「社交性に富む」「社交性に欠ける」
2 個人が集まって社会をつくろうとする人間の特性。
goo辞書より引用
見て分かるように、社交性とは【人と付き合うのが好きな人】の事とありますね。
【会話が上手い人】とはどこにも書いてありません。
正直なところ、会話力は後回しでも全然OKです。
そもそも相手の事を好きになれば「話したい」気持ちは増し、そこからさらに仲良くなれば自然と話題は弾むものですし。
社交性を高める上で最優先すべきは、会話力の高さよりも【いかにして人に好意を抱けるか】です。
人に対する興味と好奇心を抱く事に注力しましょう。
※具体的にどうすればいいかは、1つ前のコンテンツでお伝えしましたね^^
ぜひ実践してみてください。
【重要】ネガティブ感情を好奇心に変換(する練習)
ネガティブな感情を好奇心に変換する意識を持ちましょう。
これ、めっちゃ大事です。必ず読んでくださいね^^
社交性を鍛える道中は常に一喜一憂の連続です。
思った結果にならなかったり、相手に嫌われたりが重なると
「やっぱり自分はダメなんて……」「どうせ無理無理」
といったマイナス思考からの1人ネガティブキャンペーンを始めがちです。
星の数ほどいる人間にたいして1つのネガティブに固執している時間は非常にもったいないです。
考え方を変えて、全て好奇心に変換しましょう。
- 「はあ〜……失敗したな〜」ではなく「何がダメだったんだろう?」
- 「やっぱ俺には無理なんだろな〜」ではなく「何が正解だったか考えてみよう!」
一見アホっぽく感じるかもしれませんが、こういう発想の転換めちゃくちゃ大事です。
繰り返しになりますが【社交力とは他人と関わるのが好きな人】の事を言います。
社交力を高めるためにはポジティブorネガティブどちらも感情にも好奇心を抱けることが理想です。
【ちなみに】社交性がないと幸せにはなれない?
社交性がないと仕事や恋愛において幸せな人生は歩めないのでしょうか?
少し投げやりな言い方をすれば【あなた次第】と言えるでしょう。
要はあなたが思う「幸せ」の基準をどこに位置付けるかが重要なのです。
個人的な例で言えば、僕の会社の上司は全く社交性がありません。
常に「話しかけにくい雰囲気」を醸し出していて、社員はもちろん、社長ですら気を遣うくらいです。
飲み会や社内イベントに誘われても100%断ります。
一見すると問題アリな感じですが、この上司、他の社員よりめちゃくちゃ仕事ができます。
そのため給料も周りの人の倍近く貰っています。
この上司の考え方は「人間性がどうであれ高い給料を貰えればそれでいい」というものです。
幸せの基準が「お金」なので社交性以外の要素で満たされれば問題ないわけですね。
これは僕でもあなたでも同じです。
社交性を高める事は義務ではありません。
目標や夢に対して社交性が必須要素なら獲得すべきですが、そうでないなら「社交性が不要な道」を探せばいいわけです。
恋愛で言えば「相手(あなた)の社交力を気にしない人」を探せばいいんです。
適材適所というやつですね。
社交性は高くて得をすることは多いでしょうが、低いからといって100%損をするとは限りません。
自分が許すなら別の道はいくらでもあるのです。
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【まとめ】社交性を上げるならまず「人に興味を持つ」ところから
今回は社交性についてあれこれ具体的に解説してきました。
「社交性がない……」と感じている場合、原因の99%は過去のトラウマや育ってきた生活環境が影響しています。
大抵は成長過程で長い年月をかけて出来上がったものなので、落ち込む必要はありません。
その上で、社交性を高めたいと考えるなら優先すべき行動は【人に興味を持つ】ことです。
またよく「社交性がある」ことを「会話力の高さ」に紐付けがちですがこれは勘違いです。
会話力は他人を好きになれば自然に身につくものですので^^
ここは間違えないようにしましょう。
無理なく社交力を上げたいと考えるなら大事なアクションは以下の4つ。
- 好きな人間性のタイプを決める
- 一期一会の出会いを利用する
- 無理して話そうとしない
- ネガティブ感情を好奇心に変換(する練習)
しつこいようですがスタートで大事なことは「人に興味を抱くこと」なので忘れてはいけません。
変に肩肘貼らずに楽しんでいきましょう^^
それではここまで読んでいただきありがとうございました。