LINEで相手を笑わせるのは難易度こそ高いものの、コツを知れば誰にでも可能です。
そして、しっかりその身に落とし込めることができれば超強力なモテテクニックになります。
なぜならLINEで他人を笑わせられる人は決して多くないからです。
しかも今や誰もが肌身離さず持ち歩くスマートフォンを使ったコミュニケーション手段です。
つまり、技術さえ身につければ1日の大半において常に相手を笑わせることができちゃうことになります。
しかし、逆に言えば会話量が増える分相手に嫌われるリスクも上がることにもなります。

安心してください。
LINEでは独自にネタを用意しなくても、ある法則を理解し実践すれば笑わせることは割と容易に可能です。
というわけで今回はネタなしでもできる【LINEで相手を笑わせる方法】について具体的に解説していきます。
▼この記事はこんな方におすすめ
LINEが苦手なので会話を盛り上げる方法を知りたい
マッチングアプリでマッチしてLINEに移行しても会話が途切れてしまう
Contents
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そもそもLINEで笑わせようとするのは正解?
そもそもLINEで相手を笑わせようとする行為はポジティブな結末を求めるのに必要な手段なのでしょうか。
結論を言うと、ぶっちゃけ言うとやめた方がいいです。
……いきなり本末転倒なことを言って申し訳ないですが、そう言うのにはもちろん理由があります。
そもそもLINEは感情の表現幅が限られるため、対面会話に比べると自分の意思が格段に通じづらいからです。
にもかかわらずLINEはスマホとネット環境さえあれば使えちゃいますよね。
冒頭でお伝えしたように、会話タイミングが多い分、上手く対応できず嫌われるリスクも上がるわけです。
加えてコミュニケーションミスで相手に嫌われても対面時よりはるかにフォローもしづらい。
なので本来はただの連絡手段として使うべき、というのが本音ではあります。
が、そうはいってもこんな記事を書いているわけなのでLINEで笑いを生む方法がないわけではありません。
LINEだけで相手の笑いを引き出し、こちらの評価を高めることは可能です。
冒頭でもお伝えした通りここで教える簡単な法則を意識すればさほど難しいことではないです。
チャンスは多いがリスクも増えることを十分理解した上でこの先を読み進めてください。
LINEで相手を笑わせるために必要なこと
ではLINEだけで相手を笑わせるにはどうすればいいのでしょうか?
以下の観点から具体的に見ていきましょう。
- 感情表現が限られた会話方法で笑いを取るコツ
- LINEで笑わせるのが上手い人は何をしている?
- 笑いを誘うトーク例をいくつか紹介
感情表現が限られた会話方法で笑いを取るコツ
お伝えしているようにLINEは基本「文字」「スタンプ」のみでしか感情表現ができません。
なので笑いを撮るにはコツが必要です。
具体的には以下を意識してください。
- 常に会話内容を映像化させることを意識
- ウケが良い(良さそうな)スタンプを使う
- 都度返信タイミングには注意する→会話テンポがいい時はすぐ返す
- 話し方、言葉遣いにこだわる
この中で一番大事なのは一番最初の【会話内容を映像化させる】です。
大前提としてこれがしっかりできていないとLINEで笑いを誘うのはまず無理だと思ってください。
内容が面白いかどうかはその先の話です。
自分が発した言葉がいかに相手にイメージさせられるか?
LINEで笑いを生む以上、何を差し置いてもこれが最も優先すべき思考なので忘れないようにしましょう。
※この点は後ほどトークテンプレートを紹介しているのでそれも参考にしてみてください。
次にスタンプについて。
スタンプも適当に好きなものを乱用するのは割と危険です。
相手にウケればいいものの、笑いのツボにハマるかは正直分かりません。
そこでおすすめは誰からも受け入れられやすいものを利用ことです。
ここでは「ゆるかわ系スタンプ」をおすすめします。
例えば以下のようなスタンプです。
これらを見て「かわいい」「ゆるい」と思っても「マニアック」とか「きもい」と感じる人はまずいません。
もちろん僕自身もこれ系のスタンプで女性からキモいと言われたことは一度もないです。
もし普段使いのスタンプに不安があるなら女性との連絡用にいくつか使いやすいのを落としておくといいでしょう。
逆に使わない方がいいのは極端にマニアックなジャンルのスタンプです。
特に誰も知らないディープなアニメ系スタンプなどは避けましょう。
※アニメ系スタンプを否定するわけではありませんが、それらは大抵アニメ独特のワードが書かれていて見ている人じゃないと理解できないからです。
次に返信タイミングです。
LINEの返信テクでよくある「あえて返さない方がいい」といった事を根拠もなしに実践するのは避けてください。
例えば、話題が盛り上がっていて相手がノリノリで何か振りをしてきた時でいえばすぐリアクションを返信するべきです。
この時は相手の脳内で「これウケる!言ってみよう!」という笑いモードになっています。
芸人の漫才はテンポが大事ですが、この場合のLINEも同じです。
テンポよく返すことで笑いのきっかけに繋がる波がどんどん大きくなり、双方返信しやすくなります。
なのに無駄に駆け引きして時間をかけてしまえば、せっかく相手の中で大きくなりかけた波が消えてしまいます。
忘れた頃に返しても「えーっと、何の話だっけ笑」となるだけです。
しつこいようですが感情表現の幅が限られるLINEで笑いを取りたいならテンポは超絶大事です。
チャンスに気づいたら絶対に逃しちゃダメですよ。
よほど手が離せない時を除き、相手の振りに察知したら即返信しましょう。
あと小技ですが、やり取りの中で話し方や言葉の使い方も少しこだわっていましょう。
例えばテレビやネットで面白いと話題になったワードを適切なタイミングで織り交ぜてみるとかです。
LINEは文字で残るので、こういった小技もハマれば地味に有効ですよ^^
※ただしコアすぎるネットスラングなどは引かれやすいので避けたほうがいいです。
少し駆け足できましたが念のため最後に再掲します。
- 常に会話内容を映像化させることを意識
- ウケが良い(良さそうな)スタンプを使う
- 都度返信タイミングには注意する→会話テンポがいい時はすぐ返す
- 話し方、言葉遣いにこだわる
LINEで笑いを取りたいならこれらをしっかり頭に焼き付けておきましょう。
LINEで笑わせるのが上手い人は何をしている?
LINEで笑わせるのが上手い人は普段どんな立ち回りをしているのか?
トークで笑いをとるコツはひとつ前でお伝えした通りなので、ここではそれ以外に意識すべきことを紹介しますね。
ベタな思考として【会話の全てを面白くしようとしない】ことです。
そもそも会話には必ず面白くできるシーンと面白くできないシーンがあります。
LINEに限らず会話が苦手な人で意外と勘違いしがちなのがこの点なんですよね。
例えば以下を見てください。
- 「実は私……昨日で会社クビになったんだよね」
- 「昨日の飲み会で私、男に間違えられたんだよね笑」
それぞれの話題を面白くして笑いを取ろうとすると、
1に対してなら「まじ?退職届筆で書き上げて上司のデスクに叩きつけたんでしょ?笑」
2に対しては「それなら満員電車も安心だね!笑」「相手もさぞショックだっただろうに笑」
といったところでしょう。
話題だけ見ると1の話題はシリアスで、2はポップな内容ですよね。
2はそもそも相手の言い方が完全に振りなので問題ありません。
一方で1のようなシリアス系話題の場合はボケるなら概ねブラックジョークになりますが、相手は真剣に悩んでいるかもしれずなかなかに危険です。
他には「今日買い物に行ってきたんだ〜」のような高低差がないワード。
こういった内容も無理して笑いを引き出そうとすれば派手にスベるか苦笑いされる可能性大です。
【無理なく自然に笑いが取れそうなシーンで、そこだけで話題をとる】
これで十分ですし、LINE使いの上手い人はほぼ例外なくそうしています。
また「笑い」というものは、必ずそれが生まれる要因があるのは分かりますよね。
なので多くの人はつい「相手を笑わせる=面白いことを言う」という発想に行き着きがちです。
でも実は相手を笑わせるためにはもう1つ使える手段があって、それが
「相手自身に過去の笑える話を思い出してもらう」
という方法です。
そのためにやるべき事はその話を思い出すためのお膳立てですね。
適度に質問したり過去の思い出話をしたりしてもらえばいいだけなので、現時点のお笑いセンスなどは不要です。
また海外の研究によれば人が他人の事を面白いと感じる瞬間は「2人で1つの話題を共有した時」だったとも言われています。
相手の面白い話を聞いて「それ、おもしろいね!」と伝えるだけでもこの条件は満たしていますよね^^
これなら簡単にできると思いませんか?
まとめると、LINEで上手く相手を楽しませている人が意識していることは主に2つ
- 全ての会話を面白くしようとしない
- 「笑いを誘う=面白い事を言う」とは限らない
ぜひあなたの実践でも意識してみてくださいね!
笑いを生み出すトーク例をいくつか紹介
ここではトークテンプレートをいくつか紹介しますね。
前提として、ここで書いてある通りに話すというよりは、ここで紹介する考え方を認識し自分の会話に応用するイメージで見てみてください。
▼自虐を利用する




▼例え話を駆使する



▼ブラックジョークを利用する




ここで紹介した自虐ネタ、例え話、ブラックジョークはLINEを盛り上げたい時に使いやすいジャンルです。
ブラックジョークはあまり踏み込みすぎると人柄を疑われる可能性があるので注意してください。
(仲が良い相手との話題でのみ使うことをおすすめします)
自分の人生経験などに当てはめて上手く利用してみてくださいね。
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【絶対に避けたい】LINEでやるとドン引きされやすい行為
ついでにLINEでやってしまうとドン引きされやすい行為や原因となりうるものを見ていきましょう。
大きく分けると以下に分類されます。
- トップ画や背景画像がマニアックor万人ウケしない人物や物体
- つまらない、くだらない話題を繰り返し発信する
- 追いLINE
LINEでドン引きされやす行為1
トップ画や背景画像がマニアックor万人ウケしない人や物体
トップ画や背景が相手の嫌いな人物や物体の場合、笑い以前に「ヤバい人かも」などの印象を持たれる可能性があります。
ちなみにトップ画や背景画像とは以下LINEの以下部分を指します。
※赤枠→トップ画 青枠→背景画像
LINEのトップ画や背景画像は(特にアプリ等で知り合いたてなら)必ず一度は誰もがチェックする箇所です。
ここでドン引きされるとその後のトークにおいても「ヤバそうな奴」「キモい奴」などのネガティブ印象がベースになってしまいます。
スタートがネガティブ印象からなので普通の行為すらもネガよりに考えられがちです。
- 「トプ画があんなならこういう発言も納得だわ……」
- 「まあ、あれ(トップ画)なら、こんな感じだろうな。笑」
とまあこういった感じですね。
特にマッチングアプリなどを経由で移行した場合、LINEのトップ画や背景画像の影響力は増すので要注意です。
以下、参考までに^^
・「ライトも当たり、どこの有名人だよって言いたくなるようなかっこつけた画像」(29歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「男の人の自撮りの写真。しかもサングラスをしていて、ナルシストだと思った」(28歳/医療・福祉/技術職)
・「自分の顔がアップでちょっと上目でうつっている人。しかもちょっとななめに写っている」(33歳/学校・教育関連/事務系専門職)
・「海外でキメ顔の写真。『この場所にいる自分』を自慢したい気持ちなのかなあと思いました」(23歳/金融・証券/営業職)
・「自分のかっこつけた写真にしてる人は『ん?』と思った。砂漠に座っているのとか、空港での後ろ姿とか」(30歳/金融・証券/専門職)
マイナビウーマンより引用
注意したいのは上記例にある画像が嫌いじゃない(むしろ好き)な人もいる、という点です。
例えば世間的に嫌われやすいジャンルの画像でも、アプリで知り合った相手は好きかもしれません。
世間の常識が相手の常識とは限らないのでその辺は臨機応変に対応していきましょう。
もし今の画像が相手に気に入られるか不安なら海や山の風景画など誰にでも受け入れられる画像を使えばOKです。
相手があなたと会ったり喋ったりしたことがならLINEのトップ画や背景が人柄にめちゃ影響します。
「確実に引かれる」と分かりきっているなら、少なくとも相手の趣向を把握できるまでは無難な画像でいきましょう。
LINEでドン引きされやすい行為2
つまらない(と思われていそうな)事を繰り返し話題に出す
つまらない(と思われていそうな)事を繰り返し話題に出すと相手に引かれやすいので注意しましょう。
もちろん、問答無用で嫌われるorウザがられるからです。
自虐ネタは絶対悪ではないものの、タイミングと使い方を間違うと最悪ですよ^^;
以下、LINEでしつこくやると嫌われやすい話題を具体的にまとめてみました。
- 求められない自分語り
- 求められていない長文
- 求められていないネガティブアピール
- 他人の悪口
- 毎日の天気予報
- 下手(したて)に出過ぎ
- 直前の話題と関係ない質問
上3つの「求められていない」事柄は読んで字の如くで、相手から要求されていないのに一方的に話すことで印象を悪化させます。
あなたも求めてないのに一方的な自慢話をされたら「ウザっ」ってなりますよね。
つまりそういうことです。
他人の悪口はシンプルに性格が悪い奴と思われるのでやめましょう。
※最初から相手とそういう話で盛り上がってる時は別ですが、それでも度が過ぎないように注意してください。
いつも天気予報を伝える人(特に年齢を重ねてくると増えてくる)もいますが、話題がないからと逐一使うのは避けた方がいいです。
メリットもなく感情が動く内容でもないので相手にとってノイズになりがちです。
ちなみに僕の女友達はマッチングアプリで毎日お天気ばかり伝えてる男性をお天気おじさんと呼んでました。笑
相手のことが好き、恋人同士になりたいという欲望があっても下手に出過ぎると引かれます。
特に男性で相手が女性ならなおさらで、余裕がない男は100%モテません。
人は追うのは好きだけど追われると飽きやすい生き物なのです^^;
直前の話題と関係ない質問を次々に乱射するのもNGです。
確実にウザがられます。
よく耳にする「好きな人にはとにかく質問をしろ!」はただ闇雲に質問をすればいいわけではないのでご注意ください。
ざっと理由も含めて紹介しましたが、最初から理由まで覚える必要はありません。
まずはLINEで先の7項目を何度も繰り返さないことだけ頭に焼き付けておいてくださいね!
LINEでドン引きされやすい行為3
追いLINE
相手から嫌われやすい行為の代表的なアクションが追いLINEです。
追いLINEとは簡単に言うと、一度LINEをした後に相手から返信がきていない(既読、未読)状態でさらに連絡をする行為をいいます。
追いLINEが嫌われる理由はシンプルで、
- 必死で弱々しい印象を与える
- 恐怖感を与える(繰り返すとストーカー的印象を与える)
こんなリスクがあるからですね。
一発の影響が割と馬鹿にできず、割と関係性が深まっている状態でも一度の追いLINEで一気に印象を悪くなることも少なくありません。
(僕はコミュ障時代に数え切れないほどやらかしています)
ただしなんでもかんでも追いLINEだからダメ、ということではないのでそこは認識しておきましょう。
具体的には会話内容と双方の関係性が追いLINEで自爆するかどうかに大きく影響します。
【一度でも印象悪化、最悪は一撃即死になりやすい追いLINE】
▼質問をして返答がない状態からのフォロー
→「酔って変な事いっただけだから気にしないで!」「ごめん、気遣わせちゃってるよね?」「うざいよね!失礼しました……!」etc
※急に敬語を使うとよりキモさが増すので注意すべし。
▼質問ではないごく普通の雑談が途切れた時の探りを入れるような内容
→「何か変なこと言って気を悪くしてたらごめん……!」「ここ数日仕事忙しいのかな?」「大丈夫!体調悪くしてたりしない?」etc
【特に問題ない追いLINE】
▼スケジュール調整等でなるはやの連絡を要求したが来ていない時
→「おつー!○○3日前だけどどうかな?急かしてるようでごめん(._.)」「連投ごめん!もし明日の予定きまってればいただけると^^;」etc
▼何かを伝えた後、言い忘れた事を付け足す
→「ひとつ言い忘れた!あと○○みたいだから、よろしくね!」「まだあった!笑 明日は雨らしいから傘忘れないようにね!」etc
危険な追いLINEとは、簡単に言ってしまえば必死さや余裕のなさが伝わるような内容、シチュエーションであるかどうかです。
「どうしても送りたい!もう一通送って返事をもらって安心したい!!」って時ほど送らないようにすべきでしょう。
問題ない方のパターンはなんとなく納得できますよね^^
もし追いLINEをして仮に返信が来たとしても相手の印象はプラスにはなりません。
良くて印象が悪くならずに済んだ程度が関の山です。
状況的に必然な場合か急を要する場合以外は絶対避けましょう。
【まとめ】LINEで笑わせることは可能。ただしできることは限られる
今回はLINEで笑わせる方法について細かく解説してきました。
まとめると、LINEで相手を笑わせようとするのはぶっちゃけやめた方がいいです。
最初お伝えしたようにメッセージでのやりとりは感情の表現幅が限られるためです。
意図しない意思が伝わって、必死に訂正してもその気持ちは思うように伝わりにくいのです。
それでも「どうしても一笑い起こしたい!!」という時は、会話内容をしっかりとイメージさせる事を意識した上で、
- 自虐ネタ
- 例え話
- ブラックジョーク(多用はやや危険)
の3ジャンルを利用し、自分の人生経験と紐付けつつ話を作ってみましょう。
この点については以下記事も役に立つはずなので、合わせて見るとより知識が深まります。
しつこいようですが本来はやはりLINEはただの連絡ツールです。
相手との関係性などを考えて「笑い」が必須なシーンでのみ、ここで書いた事を意識してみてくださいね^^