今回は初デートでの会話で失敗しないための話題づくりや会話ネタを紹介していきます。
初デートって緊張するし何を話したらいいか分からない、けれど失敗したくない……
楽しみだけど考えることも多くて大変です。
しかもあなたの第一印象に直結するため、当日つまらないミスで後悔はしたくないですよね。
僕も以前は上級コミュ障だったので女性との初デートでは失敗に次ぐ失敗を腐るほど経験しました。
初デートで一番もったいないのが
「あの時、ああしておけばよかった」
という後悔です。
失敗したとしても、やらなかった後悔だけは絶対にしたくないですよね?
今回はもったいない失敗を確実に回避するための準備、心理学観点から見て効果のあるアプローチを紹介していきます。
付き合う前、付き合った後どちらでも使える内容なのでぜひ活用してみてくださいね^^
Contents
スポンサードサーチ
【念願の初デート】会話ネタで困らないために
当日余裕を持って会話するために事前準備は大切です。
できれば以下2点はあらかじめ下調べしておきましょう。
- 相手の好き嫌いや趣味特技などを把握しておく
- 会話が盛り上がりそうな環境を選ぶ
それぞれみていきましょう。
初デート対策1
相手の好き嫌いや趣味などを把握しておく
デート当日を迎える前に相手の好き嫌い、趣味、特技などを可能な限り把握しておいてください。
事前のLINEや電話でもいいですし、相手の事をよく知る友人がいるならその人に頼るのものアリです。
「当日聞くほうが話のネタができるから良いのでは」と思うかもしれませんが、相手の情報を先に仕入れておけばうまく利用してあなたの株を上げることができます。
例えば、以下2つのパターンを比べてみてください。
▼相手の情報を知らない状態



▼相手の情報を把握している状態(相手は魚料理好き)



どうでしょうか。
一見どちらも何気ない会話のようですが後者は相手の好きなものを知った上であえて知らないフリをして自分の好みとして話していますね。
最終的に言うことは変わらないものの、後者のような言い方をすれば「無理に意見を合わせている」印象がなくなり好意的に感じやすくなるのです。
ちょっとした違いではありますが、相手のことを知っているだけで会話に活かせるメリットはいくらでもあります。
ぜひ実践してみてくださいね。
初デート対策2
会話を盛り上げられそうな環境を選ぶ
デートの行き先として会話が盛り上げられそうな場所、つまりは自分も相手も話のネタが作れそうな場所を選ぶようにしてみてください。
環境は会話ネタの宝庫です。
仮に会話が途切れてしまっても助けられることが多いのでデート場所はそう言う視点からチョイスしておく方がよいでしょう。
ただし、自分優位な場所になり過ぎないよう注意してください。
「○○ちゃんは中華料理が好きって言ってたなー。でも俺はタイ料理の方が好きだからこっちにしよう! 自分のおすすめを紹介すれば気に入ってくれるはず。」
と、自分の好みを紹介することは相手に頼まれていないならやめましょう。
どちらの条件も満たせる地域にしてランチとディナーに分けて両方の店に行くプランにするなど、2人共に楽しめて会話が盛り上がりそうな場所を選んでみてください。
相手が好みそうな場所を選びつつ、その範囲内で会話のネタに使える要素が多そうな環境をデートプランに組み込んでみましょう。
【知っておきたい】初デートで失敗する人の特徴や会話例
デートの雰囲気を壊しがちな人の特徴や言動も知っておきましょう。
- 空気づくりに必死すぎて空回り
- 沈黙に耐えられない
- 相手の知らない話ばかりする
- 自分目線の意見が多い
ひとつずつ見ていきましょう。
初デートで失敗する人1
空気づくりに必死すぎて空回り
初デートで多いのが「楽しい雰囲気を作らないと……!」という気持ちが空回りして逆にスベりまくってしまう人です。
人は焦ると状況を俯瞰して考える行為ができなくなるため、周囲の変化への対応が疎かになってしまいます。
会話は相手とのキャッチボールや状況把握がしっかりできてこそ面白いことが言えたり相手を笑わせたりできるわけで、焦りや必死さが良くない結果に繋がることは至極当然ですね。
「あいつ焦ってるなー!これは良い結果が期待できそうだ!」
こんなふうに思ったこと、おそらくこれまでの人生で一度も経験ないですよね?
相手を笑わせるようなユーモアセンスやボキャブラリーは変に意識していない時ほどパッと生まれるものです。
意識せずした言動を見て「今の天然?面白いね!」的な感じですね^^
会話に限らず「焦った方が良い結果に繋がること」なんて世の中にまず存在しません。
初デートで失敗する人2
沈黙に耐えられない
会話が苦手な人やクラッシャーに多い傾向2つ目が「沈黙に耐えられない」人です。
このタイプの人は「沈黙=気まずい」と考える傾向があるので、とりあえず何か話して間を埋めようとして墓穴を掘ってしまいます。
これは僕も昔何度も経験しました。
話題を探す事と喋ることを同時にやるので、何も考えずに「そういえばさ!」「今日寒いねー!」とか言っちゃうんですよね。
んで、結局先が続かずにまた沈黙……
なら喋らなかった方が良かったんじゃないかって思ってしまいますよね。
マイナビが男女500人に行った【デートでの彼の行動でガッカリしたこと】という調査によれば無言が嫌な人41%、無言を気にしない人は59%という結果が出ています。
女性に関して言えばデート中無言になることに嫌悪感を抱く人って意外と少ないんですね。(初デートなら緊張してなんぼですし^^)
だからといって全く気にしなくていいとはなりませんが、無言状態に耐性がないとどこかのタイミングで必ず墓穴を掘るので注意です。
初デートで失敗する人3
相手の知らない話ばかりする
相手が知らない話でウケを狙うor驚かせて場を盛り上げる行為も相手を楽しませる話題としては適していません。
いわゆる雑学知識を披露する的な行為ですね。
デートでこれをやってしまうと相手には自慢と認識されやすく、あまり場を盛り上げる要素にはなりづらいです。
特に男性は「格好いい姿を見せたい」といった、いわゆる社会的優位性を見せたがる傾向があるので要注意といえます。
それよりか、
「よくよく話したら地元が近くて話が盛り上がった」
「学生の頃同じ友達と遊んでて笑った」
といったように、お互いが知ってる事柄をきっかけに話が盛り上がった経験の方が多いんじゃないでしょうか?
実はこれ、類似性の法則という心理学に基づく心の働きなのです。
類似性の法則
社会心理学者ニューカムが提唱した「A-B-Xモデル」で証明された「人は共通する点があると惹かれ合う」という心の働き。
似た心理的効果でいえばミラーリング効果(ミラー効果)がありますね^^
ともかく、自分がいかに優れているか、相手に大きな利益を与えられるかといったアピールは相手にとって不快になりやすく、何より人としてイタいだけです。
初デートで失敗する人4
自分目線の意見が多い
「俺ならこうするな」とか「それは違うんじゃない?」的な、いわゆる自分目線や上から目線な物言いは言うことなし、最悪です。
一つ前で「人は類似した感性やライフスタイルを共有できると互いに魅力を感じやすい」という説明をしましたが、これはそれを真っ向からぶった切る行為です。
私も何か始めてみよっかなー!


だからっていって会社員としての仕事を疎かにするのはどうかと思うなあ。
俺だったら安定は捨てがたいし会社員としての仕事に集中するなきっと。給料もらってるし会社に申し訳ないしね。
元々質問や意見として相手に問いかけていたならまだしも、女性でも男性でも自分の話をいちいち否定されたらイライラしますし楽しい気持ちにはなりません。
また、人は誰しも少なからず「自分を認めて欲しい」という心理的思考、つまり【承認欲求】が存在するためそれを真っ向から否定するこういった行為はナンセンスです。
意思が強いのは悪いことではないですが、相手に関係なく主観を押し付けやすい人はほぼ確実に嫌われるでしょう。
スポンサードサーチ
初デートの会話で避けるべき話題3つ
初デートでの会話内容では避けた方がよい話題があります。
- 身内ネタ
- 結婚に関わる話
- 仕事がらみの自慢や愚痴
いずれも印象悪化に直結しやすいので注意しましょう。
初デートでNGな話題1
身内ネタ
初デートの時は(に限らず)、身内ネタには特に注意してください。
【デートの雰囲気をぶち壊す人の特徴や会話パターン】後半で「相手の知らない話」を紹介しましたが、身内ネタはこれに該当します。
ゆえに相手から自慢や自己中と捉えられる可能性が高いです。
例えば、相手から唐突に自分の知らない友達や相手の家族のエピソードを聞かされても特に興味はもたないですよね?
友達が東大卒で大手企業に就職してようが家族に芸能人を目指している人がいようが、普通の人は自分のことのように「嬉しい!楽しい!」とは感じないものです。
ただし、例外があるとすれば「相手から質問があった場合」です。
この場合は相手が求めているわけですから、くどくならない程度に話すのはアリです。
身内ネタなど自分しか知らない話は、基本的に相手のメリットに繋がらないので避けましょう。
初デートでNGな話題2
結婚に関わる話
初デートで避けるべき話題2つ目は結婚関連の話です。
結婚や子供などのデリケートなジャンルは先の人生に深く関わる事柄なため、初デート(ましてや付き合ってもいない)段階では完全に踏み込み過ぎです。
こういったセンシティブな話題はある程度仲が深まってからするべき話題と言えます。
「お互いのこと何も知らないのにいきなり結婚の話?笑」
と、相手にいらぬ勘違いをされやすいので注意しましょう。
付き合う前から付き合った後の話をすることは避けるべきです。
初デートでNGな話題3
仕事がらみの自慢や愚痴
仕事がらみの自慢や愚痴も会話内容としては避けた方がいいでしょう。
こういった話は相手にメリットがなく、相手としても安易に肯定も否定もできないため、ひたすら気を遣わせるだけです。
初デートでするような話ではありません。
何度かお伝えしているように会話を盛り上げたい・相手に楽しんで欲しい時に相手が知らない話をするのは極力やめましょう。
ただこれも相手が仕事に関する自慢や愚痴を言ってきた時に同調したりアドバイスを求められたりした時は別です。
(とはいえ、その波に乗って自分が話し込み過ぎないようにしましょう。基本は相手ファーストです)
仕事関係の自慢や愚痴はついつい話し込み過ぎてしまうタイプの話題ですが、こういう話は相手とある程度打ち解けた段階からにしましょう。
【付き合う前・付き合った後】初デートで使える会話術
さっそく、付き合う前や付き合った後の初デートで相手を満足させる会話術について解説していきます。
- デートで盛り上がりやすい会話ネタ
- 相手の心を揺さぶる心理学を使ったアプローチ
それぞれみていきましょう。
デートで盛り上がりやすい会話ネタ
付き合う前、付き合った後にかかわらず初デートにおすすめな話題やネタを4つ紹介します。
- 出身地や学校ネタ
- 自分や相手の印象について
- 食べ物の好き嫌い
盛り上がるネタ1
出身地や学校ネタ
それぞれの出身地や小中高など学校のネタは話題が盛り上がりやすい定番話題です。
出身地や通った学校は他県であればそれだけでブームや習慣などが違うので話題の宝庫です。
仮に出身地や通った学校が近く&同じだったとしても、それはそれで「共通の友達」などで話が広がります。
相手と出身地が違う → 地元の風習・方言・ブーム、学校(全校人数・クラスの数)、バスや電車の本数、など
相手と出身地が同じ → 共通の知り合いの有無、学生時代よく行った店や場所、ブームなど
出身地や学校などの地元ネタは掘ればいくらでも会話のネタが生まれるのでおすすめです。
盛り上がるネタ2
お互いの第一印象について
初デート時はお互いの第一印象、(マッチングアプリ繋がりなら)写真やメッセージと実際に会っての印象の違いなども話題にしましょう。
第一印象は初デートならではの話題で、緊張感の緩和にも繋がりやすいのでおすすめです。
特にマッチングアプリ経由の初デートなら比較的振りやすい話題だと思うのでぜひ利用してみてください。
ただしこの話題については
- 必ず自分から先に話す(相手に先に尋ねない)
- 相手に要求はしない
を守ってください。
いきなり話を振ると相手は「本音を言って気分を害したら……」と言う気持ちを抱きがちです。
また、自分から先に言う事で自分が思うどのレベルを言えばいいかの目安ができて話しやすくなります^^
第一印象はお互いの壁が取り払われるきっかけになるので上手く活用しましょう!
盛り上がるネタ3
食べ物の好き嫌い
人間誰しも1つくらいは食べ物の好き嫌いはあるはずで、食べ物系の話題は会話を広げやすいのでぜひ利用しましょう。
食べ物系話題をするメリットは、その後行くお店や後日のデート材料につなげやすい点です。
好きな食べ物を言われたら
「この近くで○○が美味しい店があるから行かない?」
「麻布に○○の名店があるから今度是非行こう!」
といった感じで、話の展開が可能です。
このように食べ物系の話題は使い勝手が良いのでガシガシ使っていきましょう。
盛り上がるネタ4
好きなドラマや芸能ネタ
毎日テレビを見る人なら好きなドラマや芸能ネタも盛り上がりやすい話題です。
これらも食べ物の好き嫌いと同じく横展開がしやすいため、話題としてはおすすめです。
例えば、好きなドラマの話をするのなら、
- 出演している俳優や女優について
- 先の展開予想や結末予想
- このドラマ以外でも他に好きな芸能人がいるかどうか
と、こんな感じに数珠つなぎでいくらでも話題を掘り出すことができます。
相手の好みを批判しないように注意して上手く利用してみましょう。
スポンサードサーチ
相手に「話し上手」と思わせたいなら"自分の話をさせる"
相手に「話し上手な人」と思わせたいなら【相手に自分のことを喋らせる】のが一番です。
人は、自分が言いたいことを言えると気持ちが満たされる生き物です。
またそうすることで、相手(こちら)のことを「話し上手」と感じやすくなります。
意外かもしれませんが、人は自分を満たしてくれた相手には非常に好意的な解釈をしやすいと言われています。
このサイトでは何度かお伝えしているように、人間とは世の中の何よりも自分自身に興味を持つ生き物です。
すでに相手がこちらにある程度興味を持ってでもいない限り、自分に関する話で相手の好意的な感情を100%こちらに向けるのはなかなかに至難の技です。
よほどの信仰心を持っているセミナーの講師が発した言葉や、単独ライブは欠かさずチェックしている大好きなお笑い芸人の漫才でもない限り、会話だけで相手の感情を100%自分に向けることは難しいでしょう。
※ハーバード大学の心理学者ダニエル・ギルバード氏の研究では約46%の人は相手の話を聞いていないことが分かっています。
僕も含めこの記事を読んでいる多くの方は話術のプロではないはずですね。
普段からセミナーや講演会をやっているような人なら話術で相手を楽しませることもできるでしょうが、素人の私たちはそうもいきません。
まして上記、基本的に人は相手の話を聞いていないとなれば尚更です。
根っから会話が得意じゃない私たちでも相手に「話し上手」「楽しませ上手」と思わせたいならシンプルに人間の根元欲求(自分自身の事)を刺激するのが最も効果的なのです。
会話においてこれを達成する方法は……そうです【相手に喋りたい事を喋らせる】です。
これまでの章で紹介した「出身地や学校」「食べ物の好き嫌い」など会話に使いやすい話題はあくまでも着火剤です。
会話に使いやすいこれらのネタで相手の「話したい欲」に火をつけて、その話題の範囲で相手が話したいことを思う存分話させてあげましょう。
私たちはただアシストをするだけで「面白い話をしないと!」と苦慮する必要はありません。
これであなたは自分からほぼ話をしなくても、相手にとって話し上手な存在となります。
相手の好意を引き出す心理学
会話で使うと好意を得やすい心理学を2つほど紹介します。
いずれも非常に使えるので、気になる人との会話でぜひ実践してみてくださいね^^
初デートで使える心理学1
フォローアップ・クエスチョン
会話で使える心理学1つ目はフォローアップクエスチョンです。
フォローアップクエスチョンとは相手の返答を掘り下げる形で質問する会話テクニックです。
お伝えしているように人は自分自身に一番興味を持っている生き物なので会話を盛り上げるならフォローアップ・クエスチョンは非常に効果的です。
ハーバード大学の研究によれば、人が自己開示する時に活発に動く脳の部位はセックスや美味しい食べ物を食している時と同じ領域とのこと。
しかも相手の話を元にするので、わざわざ頭を捻って質問を考える必要はありません。
例えば相手がドラマ好きであれば、


どんなストーリーなんですか?
赤字の部分がフォローアップクエスチョンです。簡単ですよね。
この例で言えば、ストーリーを聞いた後、好きな出演者、他に好きなドラマはあるかなど、どんどん話題を繋げていけます。
- 人が一番興味を持つ「自分自身」の話をさせる
- 相手は自分の話ができるので嬉しい
- ゼロから話題を作る必要がないので楽
双方にいろいろとメリットが多いのがフォローアップクエスチョンです。
想像してみてください。
相手と話していて、あなたが普段使っている物を知って「これいつから使ってるんですか?私も欲しいです!」って言われたら、なんか嬉しい気持ちになりますよね?
こんな感じで、相手の得意分野や興味関心の情報を得つつ、適度に好奇心を見せられるとGOODですね。
元々人の顔も見れないくらいのコミュ障だった僕もこの手法で多くの人と関係を築くことができましたし、接客や販売業など会話のプロにあたる人達は皆フォローアップ・クエスチョンを多用しています。
話を広げるのが容易な上、科学的に正しい方法で相手を喜ばせることができる便利な手法なのでチャンスがあればぜひ使いましょう。
初デートで使える心理学2
自己証明効果
会話で使える心理学2つ目は自己証明効果です。
自己証明効果はアメリカのロチェスター大学が2000年に行った実験結果のことをいい、人は自分にしか分かっていない魅力を相手に褒められると大きな喜びを感じるというものです。
表面化された部分を漠然と褒めるのではなく、相手が心の内に秘めていて表に見せていない部分にフォーカスすることで誰がみてもわかる部分を褒めるよりも相手に与える満足感は高くなります。
例えば、女性がダイエットに成功したことを報告してきたとします。
普通ならば
「昔と全然違うよ!めっちゃ可愛くなった!」
といった感じで見た目を褒めることがほとんどです。
これがもし、自己証明効果を駆使するなら以下のようになります。
「見違えるほど痩せた……びっくりだよ。短期間でこれだけ痩せるなんてものすごく努力したんだね。○○ちゃんみたいに1つのことを継続してできるのはすごいことだよね!」
分かりましたか?
最初の例では達成した結果を褒めていますが、自己証明効果を狙った後の例では結果とそれに至った過程を褒めていますね。
ダイエットに成功したという「結果」は誰がみても分かることです。
でも、その結果を手に入れるまでの苦労や努力にフォーカスすることができれば「自分本当に頑張ったなー」と考える女性にはめちゃくちゃ刺さるわけです。
自己証明効果の難しい点は相手の本音を推測する必要があるという点です。
慣れるまでは訓練が必要ですがその分効果は抜群です。
※「誰がみても分かることは褒めない」という点を意識すると良いかと思います。
このテクニック、身につければ仕事にも恋愛にも使えるので日々訓練してみてくださいね。
もしも会話が沈黙して困ったら……
もしも会話が沈黙してしまったら……焦ることはありません。
とるべき選択肢は以下3つ。
- 落ち着いて周りにネタになるものがないか探す
- 相手が喋り始めるまで待つ
- 「なんか緊張するね」と言う(不安感情を伝える)
上から順番に試していきましょう。
1がダメだったら2、2がダメだったら3を実行してください。
3は魔法の言葉です。
自分が沈黙であたふたしている時は、大抵相手も動揺しているものです。
そんな時は「緊張しますね。笑」と本心をそのまま言葉に出すと、相手も「○○さんも緊張してたんだ!」と肩の荷が降りてお互い楽になります。
会話において沈黙は至極当たり前に起きることで、決して慌てる必要はありません。
むしろ慌てて無理やり喋る行為は相手に動揺が伝わってしまうなど逆効果になりがちです。
それよか気持ちをはっきり伝えると逆にお互い吹っ切れて楽になりますよ^^
スポンサードサーチ
初デートが成功したら次は少し踏み込んでみてもOK
初デートが無事成功し良い雰囲気で終われたら、次は会話内容や雰囲気も少しずつ踏み込んでいきましょう。
「相手に嫌われたくない」からといつまでも相手の懐に踏み込まずにいると、相手の熱が冷めてしまう可能性があります。
デートを重ねるたびに会話の内容も少しずつステップアップさせていくようにしましょう。
もちろん「初デートはこの話題、2回目はこの話題」ときっちり決める必要はありません。
「最初のデートでお互いの仕事や性格は分かったから、次は日頃の悩みとか聞いてみよう!」
といった感じで、なんとなく自分の中で一歩踏み出してみてください。
少しずつで構いません。
- 恋愛観が分かったら、次は過去の恋愛の思い出について
- 仕事の事が分かったら、次は仕事の悩みや苦い思い出について
と、徐々に深い話を聞いていくイメージです。
「まだそこまで仲良くなれてない……」というなら無理する必要はありませんが、1回目と2回目で全く進歩がないのはNGです。
人間関係はいきなり踏み込みすぎると警戒されますが、踏み込まな過ぎても飽きられます。
人には返報性の原理という本能があります。
人は他人から何らかの施しを受けた場合に、お返しをしなければならないという感情を抱く
引用元:Wikipedia「返報性の原理」
自分が一歩ずつ歩みを進めることで相手も「私もいろいろ聞いてみよう!」と思わせることができます。
相手との仲を深めたいなら待つのではなく自分から仕掛けていきましょう!
【まとめ】付き合う前・付き合った後に関わらず初デートの準備は念入りに
ここまで、初デートで使える会話術について解説してきました。
初デートでも特に付き合う前のデートは緊張や不安などから空回りしてしまいがち。
できる限りの準備をしていき、やろうとした事ができずに後悔することだけは避けたいものです。
まず、一切のプラス効果が見込めない「上から目線の物言い」や、相手を置いてきぼりにする「身内ネタ」は絶対にやめましょう。
また、事前に分かるようなら好き嫌いや趣味などを把握しておきましょう。
特に専門店系の飲食店をチョイスする場合は、そのものが嫌いだったら笑えません。
食べ物に限らず、自分がどれだけおすすめしたくても「相手が嫌いじゃないか」だけは前もってリサーチ必須です。
煩わしいテクニックを使わず手っ取り早く会話を盛り上げたいなら(出身地、お互いの印象、食べ物、ドラマネタ)は鉄板です。
会話のネタに困った時は逐一使用してみてください。
さらにフォローアップクエスチョンや自己証明効果をさらに相手の懐に入り込む事ができるでしょう^^
ここまで書いておいてアレですが、きっと初デートは緊張や興奮から何かしら失敗はしてしまいます。
それは、人間なので仕方がないことです。
しかし、改めて声を大にしてお伝えしたいのは
「避けられる失敗は事前に全て把握しておきましょう」
という点です。
後悔のない人生はありませんが、やらなかった後悔だけは絶対に避けてくださいね^^
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。